つぶやき
狭い
2020/09/15 07:20夢つぶやき
小さな瓶の中で泳ぐ魚。
1匹で寂しくないのかな…?
「狭くねぇのかな?」
彰は魚を見ながらポツリと言った。今日は久々に2人の休みが合った休日。会うのはじつに2ヶ月ぶりだった。
「…彰ってそんな事考えるんだ。意外」
「なんだよそれ」
彰は眉を八の字にして笑った。
「まぁ、オレは狭い世界でもお前が居ればいいんだけど」
私の顔を覗き込みながら彰は更に言った。
「狭い方が色々と都合いいしね」
…いつになったら私は彼のこの色香に落ち着けるのだろうか…。きっと永遠に慣れることはない気がする。
「なぁ、この魚見てどう思った?」
「え?!……1匹で寂しくないのかなって思ったよ」
私は小瓶に人差し指をつけて言った。
すると彰は後ろからギュッと私を抱きしめた。
「ちょっと彰!人いるから!!」
慌てふためく私を彰は更にきつく抱きしめた。
「……寂しかった?」
「え?」
「寂しい思いさせてごめん…」
「いいよ…だって私は…」
「ん?」
「なんでもない」
「え~、ずるくね?」
言わないよ、絶対。
彰の存在がなくなる世界なんて考えられないーーなんて。
狭い世界だろうと、広い世界だろうと私は彰とずっと一緒にいたいから。
1匹で寂しくないのかな…?
「狭くねぇのかな?」
彰は魚を見ながらポツリと言った。今日は久々に2人の休みが合った休日。会うのはじつに2ヶ月ぶりだった。
「…彰ってそんな事考えるんだ。意外」
「なんだよそれ」
彰は眉を八の字にして笑った。
「まぁ、オレは狭い世界でもお前が居ればいいんだけど」
私の顔を覗き込みながら彰は更に言った。
「狭い方が色々と都合いいしね」
…いつになったら私は彼のこの色香に落ち着けるのだろうか…。きっと永遠に慣れることはない気がする。
「なぁ、この魚見てどう思った?」
「え?!……1匹で寂しくないのかなって思ったよ」
私は小瓶に人差し指をつけて言った。
すると彰は後ろからギュッと私を抱きしめた。
「ちょっと彰!人いるから!!」
慌てふためく私を彰は更にきつく抱きしめた。
「……寂しかった?」
「え?」
「寂しい思いさせてごめん…」
「いいよ…だって私は…」
「ん?」
「なんでもない」
「え~、ずるくね?」
言わないよ、絶対。
彰の存在がなくなる世界なんて考えられないーーなんて。
狭い世界だろうと、広い世界だろうと私は彰とずっと一緒にいたいから。
追記
リクエスト作品です。
リクエストありがとうございます♡
リクエストありがとうございます♡