つぶやき
誕生日おめでとう
2020/09/13 16:15夢つぶやき
「…これ南が選んだの?」
「他に誰が選ぶねん」
目の前に出されたケーキがあまりにも可愛くて、私はそれを指さし、彼氏の南に問いかけた。
ただでさえケーキ屋自体がまず似合わない南、それなのにこんなに女子ウケしそうなモノを選んだ事に、私は喜びとおかしさが込み上げてくる。
「めっちゃ可愛い…」
クスクスと私が笑うと
「どうやら、いらへんみたいやな」
そう言って南がケーキを持ち上げ、私から遠い所へと持っていく。もちろん私は腕を伸ばし、テーブルから身を乗り出してケーキをつかまえようとする。
「ダメ!いるに決まっ」
その時チュッと触れるだけのキス。ケーキはまだまだ私の手が届かない、遠いところにある。
そして「誕生日おめでとう」という南の言葉に私は、世界一の幸せ者かもしれないと思うのだった。
「コレが欲しかったら、オレが満足するまでキスしてみぃ」
南はケーキを持った腕を私から遠くへと伸ばしたまま、私と同じようにテーブルから身を乗り出す。
「……言ったね?いくらでもしてやるんだから」
「そら楽しみやな」
そして私は南の両頬を包み、キスをする。
いくつかの触れるだけのキスをした後、いつの間にかケーキはテーブルの上に置かれている。
けれど、私たちはキスを止めることはしない。
……ケーキの生クリーム溶けちゃうかもね、そんな事を思いながら深い深いキスをする。
「他に誰が選ぶねん」
目の前に出されたケーキがあまりにも可愛くて、私はそれを指さし、彼氏の南に問いかけた。
ただでさえケーキ屋自体がまず似合わない南、それなのにこんなに女子ウケしそうなモノを選んだ事に、私は喜びとおかしさが込み上げてくる。
「めっちゃ可愛い…」
クスクスと私が笑うと
「どうやら、いらへんみたいやな」
そう言って南がケーキを持ち上げ、私から遠い所へと持っていく。もちろん私は腕を伸ばし、テーブルから身を乗り出してケーキをつかまえようとする。
「ダメ!いるに決まっ」
その時チュッと触れるだけのキス。ケーキはまだまだ私の手が届かない、遠いところにある。
そして「誕生日おめでとう」という南の言葉に私は、世界一の幸せ者かもしれないと思うのだった。
「コレが欲しかったら、オレが満足するまでキスしてみぃ」
南はケーキを持った腕を私から遠くへと伸ばしたまま、私と同じようにテーブルから身を乗り出す。
「……言ったね?いくらでもしてやるんだから」
「そら楽しみやな」
そして私は南の両頬を包み、キスをする。
いくつかの触れるだけのキスをした後、いつの間にかケーキはテーブルの上に置かれている。
けれど、私たちはキスを止めることはしない。
……ケーキの生クリーム溶けちゃうかもね、そんな事を思いながら深い深いキスをする。
追記
リクエスト作品です。
リクエストありがとうございます♡
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