つぶやき
予感
2020/09/12 09:00夢つぶやき
やっぱり会っちゃった。
「よう、久しぶりだな」
久しぶりに聞く声、その姿、どれをとったってドキドキするに決まっている。去年まで私は隣にいたんだから、この男性、水戸洋平の。
ここはよく洋平くんと買い物に来ていたお店。来る前からなんだか予感がしていた。
心が震える予感が。
「彼氏と買い物か?」
「…うん」
ぎこちない空気の中で私の鼓動は治まることを知らない。「そっか」そう言って去り際、私たちの手は触れ、指を絡め合う。誰にも見られないように。
その数日後、私は洋平くんの車の助手席にいる。とある駐車場に停まったままの車の中、お互いに目を合わすことはしない。
「……帰したくねーんだけど、どーしたらいい?」
ハンドルに腕を乗せながら言った洋平くんの言葉でようやく私は彼の顔を見た。少し困ったような顔でうっすらと笑みを浮かべる洋平くん。
そして私たちは吸い込まれるようにキスをする。
カバンの中からスマホの震える音がしたが、私は気が付かないふりをしたーー。
「よう、久しぶりだな」
久しぶりに聞く声、その姿、どれをとったってドキドキするに決まっている。去年まで私は隣にいたんだから、この男性、水戸洋平の。
ここはよく洋平くんと買い物に来ていたお店。来る前からなんだか予感がしていた。
心が震える予感が。
「彼氏と買い物か?」
「…うん」
ぎこちない空気の中で私の鼓動は治まることを知らない。「そっか」そう言って去り際、私たちの手は触れ、指を絡め合う。誰にも見られないように。
その数日後、私は洋平くんの車の助手席にいる。とある駐車場に停まったままの車の中、お互いに目を合わすことはしない。
「……帰したくねーんだけど、どーしたらいい?」
ハンドルに腕を乗せながら言った洋平くんの言葉でようやく私は彼の顔を見た。少し困ったような顔でうっすらと笑みを浮かべる洋平くん。
そして私たちは吸い込まれるようにキスをする。
カバンの中からスマホの震える音がしたが、私は気が付かないふりをしたーー。
追記
リクエスト作品です。
リクエストありがとうございます♡
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