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つぶやき

ベッド

2020/09/09 07:33
夢つぶやき
2人の生活が始まるーー。

「お前…さすがやな」

今日から同棲を開始する私と彼氏の南。今まで住んでいたどちらかの家に住むのではなく、まったく新しい部屋へと2人で越してきたのだ。そんな南がニヤリとしながら私を見る。

「さすが…?なにが?」
「ベッドから準備するなんてエロい女やなぁ」

特に意図があった訳ではなく、偶然だった。

「たまたまじゃん!」
「まぁまぁ」
「だから、たまた…んっ」

私の言葉は南の熱いキスによって遮られる。
彼の手は私の頬と腰に回され、スリスリと腰から背中をさすられる。思わずピクリと身体が反応してしまうほどに。

「もうちょい片付いてからな」

耳元でそう言って南は寝室から出て行った。

「……もうっ」

私は少しだけ火照った身体を自分で抱きしめながら、どうにか深呼吸をして落ち着かせようとする。ーと、出ていったはずの南が戻ってきて、私の顎を手で引きよせ、深い口付けをし始めた。

「んっ…」

「……やっぱり待てへんわ」

そう言って南は私をベッドへと押し倒す。

「……いい加減『烈』って呼べや」

そう言いながら。
追記
リクエスト作品です。
リクエストありがとうございます♡

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