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つぶやき

温度差

2020/08/31 07:26
夢つぶやき
運ばれてきた料理に私は目を輝かせた。
今日はずっと前から来たかった、怪獣酒場に来ている。出された料理に顔が描かれていて、それがとても可愛くて私はテンションがあがる。

「見て!宗一郎くん!」

私は自分の前に置かれたお皿をクルッと彼氏の宗一郎くんに見せた。

「顔…になってるね」
「超可愛くない?!」

ちょっと宗一郎くんとの温度差も感じるが、私は大満足だ。それに何よりも大好きな宗一郎くんと来れたことが何よりも嬉しい。

「来てよかったって思ってる?」

宗一郎くんは私の心を見透かし、言った。

「なんでわかったの?!」
「だって、オレもそう思ってるから」
「え?!宗一郎くん怪獣とか好きだった?」

付き合って1年が経つけど、そんな事実まったく知らないよ……。まだまだ私が知らない宗一郎くんがいるのかも…なんて思っていると、宗一郎くんは笑い出す。

「ははは、違うよ。誰かさんの嬉しそうな顔が見れたからだよ」

そう言う宗一郎くんの笑顔に私は目の前の料理なんて、どうでも良くなってしまうぐらい嬉しくなってしまった。
追記
リクエスト作品です。
リクエストありがとうございます♡

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