つぶやき

わかる

2020/08/28 08:16
夢つぶやき
夏の日差しが痛いくらいにギラギラと降り注ぐ日、こんな日にはコレだよね!

「いっただきまーす!」

今日はかき氷店に美味しい美味しいかき氷を食べに来ています。有名なお店で、前から来たかったんだよねー。目の前には大きな大きなかき氷。なんていい眺めなんでしょう。

「絶対こぼすよね」

目の前に座る彼氏の神くんは、私がシロップをかけようとする時にこう言った。神くんとこうしてデートに出かけるのも久々で私は浮かれ気分だったのだ。

「何言ってんの神くん、私の事いくつだと思っ…あ」

神くんの予想通り私はシロップを豪快にこぼしてしまった。もちろん神くんはやっぱり、と呆れている。

「なんでこんなにわかっちゃうかな、お前の事」

神くんはティッシュで私がこぼしたシロップを拭きながら、ため息混じりで言った。

「それは、私の事が好きだからって事でしょ?!」

私はえへへと照れ笑いをしながら言う。

「違うね」

……え?
神くんのその言葉に私は固まってしまった。

「好き、じゃない。大好き、だからだよ」

そんな神くんの言葉に私はますます固まってしまうのだった。
追記
リクエスト作品です。
リクエストありがとうございます♡

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