つぶやき
距離
2020/08/26 21:51夢つぶやき
今日は日曜日、頂上へ向かうロープウェイの中には数人の観光客がいる。私たちもその中の2人だ。
「ほら、こっちのがよく見えるぞ」
私の肩を叩きながら言うのは、最近付き合い始めた彼氏の清田くん。私が清田くんに近づくと彼はロープウェイの窓に手を付き、「ほらな」と得意気にニカッと笑った。いつもより近い清田くんの距離に私の心臓はドキリと鳴る。私がドキドキしていると清田くんは私の手をキュッと握った。
そぉっと清田くんを見ると、窓の外を見ながら顔を少し赤らめている。そしてポツリと言った。
「…嫌なら言えよ?」
嫌なわけないじゃない。
私は恥ずかしいけど、勇気を出して言った。
「…い、嫌じゃないです。今日はこのままずっと繋いでいたい」
すると清田くんはこちらを向き、目を丸くして、顔をさらに真っ赤にしたと思ったら…ゴン!っと、ロープウェイの窓に頭突きをするかのようにおでこをあてた。
「え?!何してるの?!」
「……んな可愛いこと言われたら、オレ死ぬって」
これから徐々に距離を縮めていこうね。
清田くん……ううん、信長くん!!
「ほら、こっちのがよく見えるぞ」
私の肩を叩きながら言うのは、最近付き合い始めた彼氏の清田くん。私が清田くんに近づくと彼はロープウェイの窓に手を付き、「ほらな」と得意気にニカッと笑った。いつもより近い清田くんの距離に私の心臓はドキリと鳴る。私がドキドキしていると清田くんは私の手をキュッと握った。
そぉっと清田くんを見ると、窓の外を見ながら顔を少し赤らめている。そしてポツリと言った。
「…嫌なら言えよ?」
嫌なわけないじゃない。
私は恥ずかしいけど、勇気を出して言った。
「…い、嫌じゃないです。今日はこのままずっと繋いでいたい」
すると清田くんはこちらを向き、目を丸くして、顔をさらに真っ赤にしたと思ったら…ゴン!っと、ロープウェイの窓に頭突きをするかのようにおでこをあてた。
「え?!何してるの?!」
「……んな可愛いこと言われたら、オレ死ぬって」
これから徐々に距離を縮めていこうね。
清田くん……ううん、信長くん!!
追記
リクエスト作品です。
リクエストありがとうございます♡
リクエストありがとうございます♡