つぶやき

浮かれる

2020/08/24 07:46
夢つぶやき
「12階だって」

洋平はそう言って鍵を持って来た。今日は久々に恋人の洋平と温泉旅行にやって来た。洋平がチェックインをしてくれている間も、私は1人で浮かれ気分だった。

「もしかして最上階じゃない?」

フロントから部屋へと行くために乗ったエレベーターの中、ボタンを押す時に私は気づいて言う。

「やったね!部屋からの景色も良さそ」

私の言葉はエレベーターの壁に手をつけながら、唇を寄せてきた洋平によって塞がれた。

「わり、浮かれてて我慢できなかった」

洋平はニヤリと笑って、再び私にキスをする。

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