つぶやき
楽しそうなら
2020/08/12 07:28夢つぶやき
「ドン!」という大きな花火の打ち上げ音がお腹にまで響いてくる。今日は花火大会で、彼氏の牧くんと見に来ていた。
夏休み最後のお楽しみで、受験勉強の息抜きでもある。
隣に座っている牧くんは「なかなかデカい音だな」と呟いた。まさか打ち上げの音にびっくりしたの?と私は笑いが込み上げてきた。
「何がおかしい」
「だって牧くんそのガタイで音に驚くとか…」
私はクスクスと笑いが止まらない。
「まぁ、オレはお前が楽しそうならいいさ」
牧くんはそう言ってそっと私の手の上に自分の手を乗せた。
普段は人前でこうやって手を繋いだり、くっついたりする事はほとんどしない牧くんなので、私は少し驚いた。
「たまにはいいだろ」
牧くんはフッと私に微笑んだ後、空を見上げた。
夏休み最後のお楽しみで、受験勉強の息抜きでもある。
隣に座っている牧くんは「なかなかデカい音だな」と呟いた。まさか打ち上げの音にびっくりしたの?と私は笑いが込み上げてきた。
「何がおかしい」
「だって牧くんそのガタイで音に驚くとか…」
私はクスクスと笑いが止まらない。
「まぁ、オレはお前が楽しそうならいいさ」
牧くんはそう言ってそっと私の手の上に自分の手を乗せた。
普段は人前でこうやって手を繋いだり、くっついたりする事はほとんどしない牧くんなので、私は少し驚いた。
「たまにはいいだろ」
牧くんはフッと私に微笑んだ後、空を見上げた。