つぶやき
浮かれている
2020/08/10 18:05夢つぶやき
心ここに在らず、とはまさに今の私の状態の事を言うのだ。
夏休みに入る直前にお付き合いを開始した花形くんと見に来た花火大会。友達数人と一緒に出かけたことは今まで何回かあったけれど、2人きりでのデートなんて初めてだった。
しかもそれが花火大会なんて素敵すぎる…なんて思っていたのだが。
そんな私の思いをはるかに超えた花形くんの言葉がこちらです。
「花火なんかよりずっと見ていられるな、お前の横顔は」
……そんな事を言われた私はどんな反応をすればよいのでしょうか?
何も言えず、顔がどんどんと熱くなっていくのが自分でわかった。きっと花火に照らされた私の顔は真っ赤だろう。
「…あぁ、すまないな。変なことを言ってしまって」
花形くんは気まずそうに目を背け、色とりどりの花火が打ち上げられている空を見上げた。
「は、花形くんってそーゆー事サラッと言うんだね…」
私も空を見上げながら言う。
ちょうど花火が途切れ、辺りは暗闇に包まれた。
すると、花形くんはポツリと言った。
「……お前と付き合えて、浮かれているのかもしれないな、オレは」
夏休みに入る直前にお付き合いを開始した花形くんと見に来た花火大会。友達数人と一緒に出かけたことは今まで何回かあったけれど、2人きりでのデートなんて初めてだった。
しかもそれが花火大会なんて素敵すぎる…なんて思っていたのだが。
そんな私の思いをはるかに超えた花形くんの言葉がこちらです。
「花火なんかよりずっと見ていられるな、お前の横顔は」
……そんな事を言われた私はどんな反応をすればよいのでしょうか?
何も言えず、顔がどんどんと熱くなっていくのが自分でわかった。きっと花火に照らされた私の顔は真っ赤だろう。
「…あぁ、すまないな。変なことを言ってしまって」
花形くんは気まずそうに目を背け、色とりどりの花火が打ち上げられている空を見上げた。
「は、花形くんってそーゆー事サラッと言うんだね…」
私も空を見上げながら言う。
ちょうど花火が途切れ、辺りは暗闇に包まれた。
すると、花形くんはポツリと言った。
「……お前と付き合えて、浮かれているのかもしれないな、オレは」