つぶやき

反則

2020/07/17 07:48
夢つぶやき
‪「待っててね」

リョータはそう言って車から降りて、ガソリンをいれにいった。

「ねぇ、リョータ」

私は助手席の窓を開けてガソリンをいれているリョータに話しかける。

「……もうこのまま帰るの?」

デートも終わり、明日は仕事のため私を家まで送って、バイバイのコースだ。

「またすぐ会えるよ」

リョータはニカッと笑う。そして運転席へと戻ってきた。

「………」

しょんぼりと黙る私にリョータはため息をつき、言った。

「…あのね、それ反則だってわかってる?」‬

そして私にキスをする。
このまま帰れるわけはないと2人は思うのだった。

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