つぶやき

美味い

2020/06/24 07:52
夢つぶやき
「これ美味しいよね」

私は日直の藤真と2人きりで放課後の教室にいる。お菓子を食べながら本日の締めの仕事、日誌を書いているのだ。

「結局これって粉がついた唇が1番うまいんだよな」

藤真がバカな事を言うので私は声を出して笑う。

「なにそれバカじゃ」私の言葉は藤真のキスによって遮られた。

「なっ、美味いだろ?ほら、日誌終わらせるぞ」

藤真はペロっと舌を出し言った。
私はガタッと席を立つ。

「お、なんだよ。もいっかいするか?」

藤真はニヤリと笑い、椅子に座ったまま私を見上げた。

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