不純
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「…っ、まなみっ……」
私の上で一心不乱に腰をふる三井さん。
どうしてこうなった?
でも今はとりあえずこの快楽に身を委ねよう。
考えるのはそれからでいいーーーー。
「おい、まなみ」
「なんですかー?」
私がマネージャーをしている、バスケ部の部活が終わり、モップがけをしている時に私は三井さんに声をかけられた。
「シュート練習付き合えよ」
「えぇーー?!」
「マネージャーが文句言うな!」
「じゃあ終わったあとのモップがけは手伝ってくださいよ!」
「……わぁったよ!」
そんなやり取り。
特別なんかじゃない、いつもの事。
2個上の三井さんに憎まれ口を叩きながらも、自主練に付き合う。
なんて事ない事だった。
体育館には私と三井さんの2人だけ。
三井さんのシュート練習が終わり、着替えも済ませた私達は学校を出ようとしたが、「あっ!」と三井さんが声を上げる。
どうやら部室に忘れ物をしたらしく、2人で部室へと戻った。
部室のロッカーの中をガサゴソしている三井さんの後ろ姿を見ていると、私の制服のポケットに入っている携帯が震えた。
「あれ、ひとみだ」
親友であるひとみからの着信に私は迷わず通話ボタンを押す。
「もしもし、どしたのー?」
『あ!まなみ?!いまどこ?!』
電話の向こうでひとみは何やら慌てているようだった。
「え、まだ部活で学校だけ……」
『ちょっと!あんたの彼氏違う女といるよ!』
「……え」
『しかも手ぇ繋いで!!写メったから送る!!』
そう言って電話は切れ、すぐにLINEが送られてきた。
私の彼氏と見知らぬ女が手を繋いでいる姿の画像付きで。
「はは……」
私は力なく笑うしか無かった。
そんな私に気付いた三井さんは「どした?」と声をかけてきた。
私は持っている携帯を三井さんの顔の前へズイっと差し出す。
「紹介します。私の彼氏です」
「は?!……だってこれお前じゃねぇよな?」
「あはは、モテるみたい。私の彼氏」
「……こんな時に笑うなよ」
無理に笑う私に三井さんはクシャッと私の頭の上に手を乗せる。
「…っ」
私はその大きな手の上に自分の手を重ねた。
そして私の頭からその手をおろし、両手でぎゅっと握る。
「……慰めてくださいよ」
そんな私の言葉を聞いた三井さんは
「……いいぜ。慰めてやるよ」
そう言いながら私の顔へと自分の顔を近づけてくる。
私はそっと目を閉じ、そのまま重なり合う唇。
徐々に深さを増す口付けに2人の息は荒くなる。
「み…ついさっ……」
ようやく酸素を取り入れ、私は息を整える。
そんな私を三井さんは部室にあるソファへと押し倒した。
「今更無理とか言うなよ」
今まで見たことの無い真剣で、男らしくて、それでもどこか余裕のない三井さんの表情に私は抗うことをしなかった。
むしろ求めた、三井さんを。
これが今日の出来事。
……私から誘ってんじゃん。
寝る前に自室のベッドで、一連の出来事を振り返った私は羞恥心で転げた。
てゆーか、私まで浮気してどうする。
浮気された腹いせ?弱ってたから?
元々彼氏の事は冷めてきていたから?
別に三井さんの事は嫌いじゃないし、顔は……カッコイイと思う。
正直何度かときめいた事もある。
だけど!!!ガッチリ恋愛感情を抱いていた訳では無い。
そんな人に自分から誘うとか……ホントにどうかしてる。
けど…今頭の中にあるのは浮気した彼氏のことよりも三井さんの事でいっぱいだった。
そんな事を考えているうちに私はいつの間にか眠っていた。
私の上で一心不乱に腰をふる三井さん。
どうしてこうなった?
でも今はとりあえずこの快楽に身を委ねよう。
考えるのはそれからでいいーーーー。
「おい、まなみ」
「なんですかー?」
私がマネージャーをしている、バスケ部の部活が終わり、モップがけをしている時に私は三井さんに声をかけられた。
「シュート練習付き合えよ」
「えぇーー?!」
「マネージャーが文句言うな!」
「じゃあ終わったあとのモップがけは手伝ってくださいよ!」
「……わぁったよ!」
そんなやり取り。
特別なんかじゃない、いつもの事。
2個上の三井さんに憎まれ口を叩きながらも、自主練に付き合う。
なんて事ない事だった。
体育館には私と三井さんの2人だけ。
三井さんのシュート練習が終わり、着替えも済ませた私達は学校を出ようとしたが、「あっ!」と三井さんが声を上げる。
どうやら部室に忘れ物をしたらしく、2人で部室へと戻った。
部室のロッカーの中をガサゴソしている三井さんの後ろ姿を見ていると、私の制服のポケットに入っている携帯が震えた。
「あれ、ひとみだ」
親友であるひとみからの着信に私は迷わず通話ボタンを押す。
「もしもし、どしたのー?」
『あ!まなみ?!いまどこ?!』
電話の向こうでひとみは何やら慌てているようだった。
「え、まだ部活で学校だけ……」
『ちょっと!あんたの彼氏違う女といるよ!』
「……え」
『しかも手ぇ繋いで!!写メったから送る!!』
そう言って電話は切れ、すぐにLINEが送られてきた。
私の彼氏と見知らぬ女が手を繋いでいる姿の画像付きで。
「はは……」
私は力なく笑うしか無かった。
そんな私に気付いた三井さんは「どした?」と声をかけてきた。
私は持っている携帯を三井さんの顔の前へズイっと差し出す。
「紹介します。私の彼氏です」
「は?!……だってこれお前じゃねぇよな?」
「あはは、モテるみたい。私の彼氏」
「……こんな時に笑うなよ」
無理に笑う私に三井さんはクシャッと私の頭の上に手を乗せる。
「…っ」
私はその大きな手の上に自分の手を重ねた。
そして私の頭からその手をおろし、両手でぎゅっと握る。
「……慰めてくださいよ」
そんな私の言葉を聞いた三井さんは
「……いいぜ。慰めてやるよ」
そう言いながら私の顔へと自分の顔を近づけてくる。
私はそっと目を閉じ、そのまま重なり合う唇。
徐々に深さを増す口付けに2人の息は荒くなる。
「み…ついさっ……」
ようやく酸素を取り入れ、私は息を整える。
そんな私を三井さんは部室にあるソファへと押し倒した。
「今更無理とか言うなよ」
今まで見たことの無い真剣で、男らしくて、それでもどこか余裕のない三井さんの表情に私は抗うことをしなかった。
むしろ求めた、三井さんを。
これが今日の出来事。
……私から誘ってんじゃん。
寝る前に自室のベッドで、一連の出来事を振り返った私は羞恥心で転げた。
てゆーか、私まで浮気してどうする。
浮気された腹いせ?弱ってたから?
元々彼氏の事は冷めてきていたから?
別に三井さんの事は嫌いじゃないし、顔は……カッコイイと思う。
正直何度かときめいた事もある。
だけど!!!ガッチリ恋愛感情を抱いていた訳では無い。
そんな人に自分から誘うとか……ホントにどうかしてる。
けど…今頭の中にあるのは浮気した彼氏のことよりも三井さんの事でいっぱいだった。
そんな事を考えているうちに私はいつの間にか眠っていた。
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