罪 (パターン2)
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「かんぱぁぁぁい!!」
いくつものグラスがぶつかり合って、カキン!と音を立てる。
今日は湘北高校バスケ部の同窓会。
「ぷはぁーー!」
「ちょっと花道飛ばしすぎじゃない?あんた弱いんだから!」
「むっ!まなみさん!これぐらい天才にはどうってことないっすよ!」
「まなみちゃん、今日三井さんは?」
「友達の結婚式で北海道行ってるよ、晴子ちゃん」
「しかし、あの三井とまなみが結婚するとはな」
「ははは、赤木さん今更ですか?」
三井さんと結婚してもう5年たっていた。
「ホントだよぉ!まなみちゃんは俺と結婚する予定だったのにぃ」
「はははは!りょーちんは結局振られっぱなしだったな」
「あはは、ごめんね!リョータくん!」
久々にあった仲間は昔のように大笑いをしている。
みんなバラバラだけど、それぞれの道で活躍していることが嬉しい。
「あ、私ちょっとトイレ」
そう言って私は席を立つ。
コンコンーーー
1つの個室トイレのドアがノックされる。
そっとドアがあく…
私は1人の人物を個室へと招いた。
「お待たせ」
その人物とは、リョータくんだ。
2人になったトイレの個室には口付けを交わす音が響く。
「あーあ、三井サンもバカだねぇ…こんな可愛い奥さん置いて北海道だなんて」
「今日が待ち遠しいって言ってたの誰だっけ?」
「俺……だけじゃないでしょ?」
そう笑って私たちは再び口付けを交わす。
「あー…俺限界。早くホテル行こ?」
「さすがに一緒には出れないから…先に出るね?」
「りょーかいっ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「んっ…リョータ…く、ん…」
「はぁっ…っく、まなみちゃんっ…」
ホテルの一室で2人の男女が求め合う声が聞こえる。
お互い左の薬指には指輪をしている、男女の。
その男女の指輪のブランドは別々の物だ。
「はい、お水」
「ありがとう」
ベッドに寝転んでいる私にリョータくんはペットボトルの水を渡してくれる。
そして、私の隣へと腰をかけた。
「しかしまなみちゃんもずるいよねぇ」
「何が?」
「俺が同じ立場になってから連絡してくるんだもん」
「なんのこと??」
私は少しとぼけたようにクスリと笑う。
リョータくんの愛情は1度味わうと離れられないことに私は気付いた。
まるで麻薬のようだ。
快楽だけじゃない、必要としてしまうのだ。
宮城リョータという人物を。
「悪い女だなぁ」
そんな事を言うリョータくんの腰に、私は寝ながら手を回す。
そして一言、言葉を放つ。
「嫌い?」
「…んなわけないじゃん?」
ギシッと私に覆い被さり、噛み付くように私にキスをするリョータくん。
「俺は世界で1番まなみちゃんが好きだよ」
そして2人は再びお互いを求め合う。
それがまるで当たり前かのように。
神様、あなたはこんな2人を裁くのでしょうかーーー。
いくつものグラスがぶつかり合って、カキン!と音を立てる。
今日は湘北高校バスケ部の同窓会。
「ぷはぁーー!」
「ちょっと花道飛ばしすぎじゃない?あんた弱いんだから!」
「むっ!まなみさん!これぐらい天才にはどうってことないっすよ!」
「まなみちゃん、今日三井さんは?」
「友達の結婚式で北海道行ってるよ、晴子ちゃん」
「しかし、あの三井とまなみが結婚するとはな」
「ははは、赤木さん今更ですか?」
三井さんと結婚してもう5年たっていた。
「ホントだよぉ!まなみちゃんは俺と結婚する予定だったのにぃ」
「はははは!りょーちんは結局振られっぱなしだったな」
「あはは、ごめんね!リョータくん!」
久々にあった仲間は昔のように大笑いをしている。
みんなバラバラだけど、それぞれの道で活躍していることが嬉しい。
「あ、私ちょっとトイレ」
そう言って私は席を立つ。
コンコンーーー
1つの個室トイレのドアがノックされる。
そっとドアがあく…
私は1人の人物を個室へと招いた。
「お待たせ」
その人物とは、リョータくんだ。
2人になったトイレの個室には口付けを交わす音が響く。
「あーあ、三井サンもバカだねぇ…こんな可愛い奥さん置いて北海道だなんて」
「今日が待ち遠しいって言ってたの誰だっけ?」
「俺……だけじゃないでしょ?」
そう笑って私たちは再び口付けを交わす。
「あー…俺限界。早くホテル行こ?」
「さすがに一緒には出れないから…先に出るね?」
「りょーかいっ!」
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「んっ…リョータ…く、ん…」
「はぁっ…っく、まなみちゃんっ…」
ホテルの一室で2人の男女が求め合う声が聞こえる。
お互い左の薬指には指輪をしている、男女の。
その男女の指輪のブランドは別々の物だ。
「はい、お水」
「ありがとう」
ベッドに寝転んでいる私にリョータくんはペットボトルの水を渡してくれる。
そして、私の隣へと腰をかけた。
「しかしまなみちゃんもずるいよねぇ」
「何が?」
「俺が同じ立場になってから連絡してくるんだもん」
「なんのこと??」
私は少しとぼけたようにクスリと笑う。
リョータくんの愛情は1度味わうと離れられないことに私は気付いた。
まるで麻薬のようだ。
快楽だけじゃない、必要としてしまうのだ。
宮城リョータという人物を。
「悪い女だなぁ」
そんな事を言うリョータくんの腰に、私は寝ながら手を回す。
そして一言、言葉を放つ。
「嫌い?」
「…んなわけないじゃん?」
ギシッと私に覆い被さり、噛み付くように私にキスをするリョータくん。
「俺は世界で1番まなみちゃんが好きだよ」
そして2人は再びお互いを求め合う。
それがまるで当たり前かのように。
神様、あなたはこんな2人を裁くのでしょうかーーー。
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