手
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♡おまけ♡
「えぇ~、どうしよう」
夕方、私は三井と街へ出てきていた。カラオケで言ってた通り、手袋を買いに。
ーが、気に入った手袋の値札を見て、私はしばらく悩んでいる。
「……ちょっと高いなぁ」
「欲しいんだろ?」
「うん…でもなぁ……えっ?!」
三井は私が持っていた手袋を奪い、そのまま歩き出した。向かう先はレジ。
「え?!三井?!ちょっと!」
三井はそのまま会計を済まし、手袋が入った袋を私の頭の上に乗せた。
「……ちょい早ぇけど、クリスマスプレゼント」
やめてよ。
ずるすぎない?こんなの。
三井のくせに……。
「おら、行くぞ」
お礼を言う前に三井は歩き出してしまった。私は慌てて三井に駆け寄り、並んで歩く。
「うわ…天気予報当たったじゃん」
外へ出るとチラチラと雪が降っていた。
「コレが役立つね」
私は三井からもらった手袋を取り出そうと、袋の中に手を入れた。すると、手首を三井に掴まれる。
「待て」
三井はそう言ってそのまま私の手を握り、歩き出した。
「今日はいいだろ」
繋がれた手に温もりを感じながら、クリスマスプレゼントは何がいいかな、なんて私は思った。
もちろん、真っ赤な顔をして私の手を握っている三井へのね。
「えぇ~、どうしよう」
夕方、私は三井と街へ出てきていた。カラオケで言ってた通り、手袋を買いに。
ーが、気に入った手袋の値札を見て、私はしばらく悩んでいる。
「……ちょっと高いなぁ」
「欲しいんだろ?」
「うん…でもなぁ……えっ?!」
三井は私が持っていた手袋を奪い、そのまま歩き出した。向かう先はレジ。
「え?!三井?!ちょっと!」
三井はそのまま会計を済まし、手袋が入った袋を私の頭の上に乗せた。
「……ちょい早ぇけど、クリスマスプレゼント」
やめてよ。
ずるすぎない?こんなの。
三井のくせに……。
「おら、行くぞ」
お礼を言う前に三井は歩き出してしまった。私は慌てて三井に駆け寄り、並んで歩く。
「うわ…天気予報当たったじゃん」
外へ出るとチラチラと雪が降っていた。
「コレが役立つね」
私は三井からもらった手袋を取り出そうと、袋の中に手を入れた。すると、手首を三井に掴まれる。
「待て」
三井はそう言ってそのまま私の手を握り、歩き出した。
「今日はいいだろ」
繋がれた手に温もりを感じながら、クリスマスプレゼントは何がいいかな、なんて私は思った。
もちろん、真っ赤な顔をして私の手を握っている三井へのね。
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