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汽車の中はやはりごった返していた。
空いてるコンパートメントを探そうとしても、これでは人の波に溺れることが安易に想像できた。
そのため、汽車の中が落ち着いてから空いてるコンパートメントを探そうと思った。が、やはりどこも満室のようであった。
「まあ、そうだよね…」
あはは、と渇いた笑いを洩らした。
1人分くらい空いてるコンパートメントがあったとしても、中の人に声をかける勇気を持ち合わせていない彼女は早々に諦め
「……ホグワーツ着くまで通路の端っこいればいっか」
と、車内販売でオヤツにカボチャパイを買い、今度は邪魔にならない様な所を探しながらキョロキョロしていると
「大丈夫かい?迷子?」
「ッッッ!!?!?!!?」
突然後ろから声をかけられ、声にならない叫びを上げながら飛び上がった。
「ご、ごめんよ、大丈夫かい?」
後ろを向けば少年が笑いをこらえながらアリシアを見ていた。
「あ、だ、だだだいだい大丈夫です」
かなり吃り(どもり)ながら答えるアリシアに耐えきれず吹き出す少年
「ふ、ふふっ、ごめん、それで、君は迷子?」
笑われはしたが別にバカにされているという感じではない。
「ま、迷子じゃないよ、あ、空いてる所がなくて、その、ホグワーツ着くまで、す、隅っこの方居ようかなって、思って」
そう言うと男の子はビックリしたような顔をしてからニッコリ笑って
「君さえ良ければ僕の所に来るかい?」
「え?」
「あ、でもあと2人男がいるんだけどね、どうかな?」
空いてるコンパートメントを探そうとしても、これでは人の波に溺れることが安易に想像できた。
そのため、汽車の中が落ち着いてから空いてるコンパートメントを探そうと思った。が、やはりどこも満室のようであった。
「まあ、そうだよね…」
あはは、と渇いた笑いを洩らした。
1人分くらい空いてるコンパートメントがあったとしても、中の人に声をかける勇気を持ち合わせていない彼女は早々に諦め
「……ホグワーツ着くまで通路の端っこいればいっか」
と、車内販売でオヤツにカボチャパイを買い、今度は邪魔にならない様な所を探しながらキョロキョロしていると
「大丈夫かい?迷子?」
「ッッッ!!?!?!!?」
突然後ろから声をかけられ、声にならない叫びを上げながら飛び上がった。
「ご、ごめんよ、大丈夫かい?」
後ろを向けば少年が笑いをこらえながらアリシアを見ていた。
「あ、だ、だだだいだい大丈夫です」
かなり吃り(どもり)ながら答えるアリシアに耐えきれず吹き出す少年
「ふ、ふふっ、ごめん、それで、君は迷子?」
笑われはしたが別にバカにされているという感じではない。
「ま、迷子じゃないよ、あ、空いてる所がなくて、その、ホグワーツ着くまで、す、隅っこの方居ようかなって、思って」
そう言うと男の子はビックリしたような顔をしてからニッコリ笑って
「君さえ良ければ僕の所に来るかい?」
「え?」
「あ、でもあと2人男がいるんだけどね、どうかな?」