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待ちに待った11歳の誕生日、ついにホグワーツから手紙が届いた。
「お母さんお父さん!!!見て!!ホグワーツから届いたの!!」
「まぁほんと!」
「やったじゃないかアリシア!!」
「うん!!すごく嬉しい!!私もお母さんみたいになれるかな?」
彼女は母が魔法使いで父がマグルだった。しかし、母もマグルと魔法使いの混血なので、アリシアに流れる魔法使いの血はかなり薄いものだった。そのため、ホグワーツに通えるか少し、いや、かなり不安だったのだ。
父がよく母の魔法についてアリシアに話していたり、母はホグワーツについて話す事が多々あった。
アリシアはその話が大好きで、ホグワーツに行きたい、自分もいつかお母さんのような魔女になりたい、と思っていた。
「あぁ勿論だ、お前はきっと母さんそっくりの優秀な魔法使いになれるさ」
「えぇ、そうよ、自信を持って」
「うん、頑張る!」
「いい子だぞアリシア 、その意気だ」
「それじゃあ、そんないい子にはダイアゴン横丁でいーっぱいプレゼント買ってあげなくちゃ!」
両親と喜び合い、ダイアゴン横丁に買い物へ行き、ペットはあれがいーだのこれがいーだの、当事者のアリシアそっちのけで両親達だけで語っていた。
しかし、そんな二人を見るアリシアの顔もどこか嬉しそうで楽しそうだった。
そして、ついに出発の日がやってきた。
9と4分の3番線に入り、荷物を預けると両親とキツくハグする。
「手紙いっぱい書くね、」
「あぁ」「えぇ」
「お休みも絶対帰ってくる」
「全くこの子はもうホームシックなのかい?」
「そういうお父さんだって、この子から離れられないじゃないの」
だってぇ、と口を揃える父と娘に、全くそっくりなんだから、ふふ、と笑いかける母。
時計を見ればもう少しで出発の時間だった。
「お父さん、そろそろ行かなきゃ…」
「あぁ…頑張るんだぞ、何かあったら、手紙に書きなさい、いいね?」
「はい」
「でもアリシアなら大丈夫さ、なんてったって、お父さんとお母さんの娘なんだから、な?」
「うん、頑張る」
いい子だ、と、優しくて頬を撫でてから、ぎゅっと力強く抱きしめる。それに応えるようにアリシアも力強く抱きしめ返す。
「アリシア、いらっしゃい」
「お母さん……」
「あなたは臆病で泣き虫で怖がり、だけど、人よりずっと優しくて勇気のある子よ」
「ほんとに?」
「お母さん嘘ついた事ある?」
「ちょっとだけ…」
「あら、言うわね」
「へへへ、ありがとうお母さん」
母とも力強く抱きしめあった。
「……さぁ、行ってらっしゃい、遅れるわ」
「うん…お父さんお母さん行ってきます」
「「いってらっしゃい」」
両親の言葉を胸にこれからの学校生活に期待と不安を抱き汽車へと乗り込む。
「お母さんお父さん!!!見て!!ホグワーツから届いたの!!」
「まぁほんと!」
「やったじゃないかアリシア!!」
「うん!!すごく嬉しい!!私もお母さんみたいになれるかな?」
彼女は母が魔法使いで父がマグルだった。しかし、母もマグルと魔法使いの混血なので、アリシアに流れる魔法使いの血はかなり薄いものだった。そのため、ホグワーツに通えるか少し、いや、かなり不安だったのだ。
父がよく母の魔法についてアリシアに話していたり、母はホグワーツについて話す事が多々あった。
アリシアはその話が大好きで、ホグワーツに行きたい、自分もいつかお母さんのような魔女になりたい、と思っていた。
「あぁ勿論だ、お前はきっと母さんそっくりの優秀な魔法使いになれるさ」
「えぇ、そうよ、自信を持って」
「うん、頑張る!」
「いい子だぞアリシア 、その意気だ」
「それじゃあ、そんないい子にはダイアゴン横丁でいーっぱいプレゼント買ってあげなくちゃ!」
両親と喜び合い、ダイアゴン横丁に買い物へ行き、ペットはあれがいーだのこれがいーだの、当事者のアリシアそっちのけで両親達だけで語っていた。
しかし、そんな二人を見るアリシアの顔もどこか嬉しそうで楽しそうだった。
そして、ついに出発の日がやってきた。
9と4分の3番線に入り、荷物を預けると両親とキツくハグする。
「手紙いっぱい書くね、」
「あぁ」「えぇ」
「お休みも絶対帰ってくる」
「全くこの子はもうホームシックなのかい?」
「そういうお父さんだって、この子から離れられないじゃないの」
だってぇ、と口を揃える父と娘に、全くそっくりなんだから、ふふ、と笑いかける母。
時計を見ればもう少しで出発の時間だった。
「お父さん、そろそろ行かなきゃ…」
「あぁ…頑張るんだぞ、何かあったら、手紙に書きなさい、いいね?」
「はい」
「でもアリシアなら大丈夫さ、なんてったって、お父さんとお母さんの娘なんだから、な?」
「うん、頑張る」
いい子だ、と、優しくて頬を撫でてから、ぎゅっと力強く抱きしめる。それに応えるようにアリシアも力強く抱きしめ返す。
「アリシア、いらっしゃい」
「お母さん……」
「あなたは臆病で泣き虫で怖がり、だけど、人よりずっと優しくて勇気のある子よ」
「ほんとに?」
「お母さん嘘ついた事ある?」
「ちょっとだけ…」
「あら、言うわね」
「へへへ、ありがとうお母さん」
母とも力強く抱きしめあった。
「……さぁ、行ってらっしゃい、遅れるわ」
「うん…お父さんお母さん行ってきます」
「「いってらっしゃい」」
両親の言葉を胸にこれからの学校生活に期待と不安を抱き汽車へと乗り込む。