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初接触
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ななが指さした方は今まさに二人で歩ってきた道だった。
「真逆じゃねぇかおめぇ!!!!」
「大丈夫だよー、スタバァ行きたいし」
「お前よぉ……いちよう女子なんだぜ?しかも東京だろ?危ないぞ?」
彼は彼で心配してくれているようなのだが、大丈夫だよー、こんなのに手を出すやつはいないって、そりゃ財布取られた困るけどね、と軽く流すだけだった。
「全くお前は、ほんとに気をつけろよ?」
「うん、ありがとう、あ、そうだ、今度こっちきたらお酒作ってあげるよ!」
「おぉ、マジか!楽しみにしとくわ!お、そろそろ行かないと、んじゃまたな」
「うん、バイバイ、またね」
宏紀が人混みに消えるのを確認し、ななもきた道を戻る。
「さて、帰ろう」
今日は店の定休日なので仕事は休みだ。
そのまま、まっすぐ家に帰る事にした。
「たっだいまー、ん?なんか来てる」
玄関に入り、郵便受けを見ると差出人も何も書かれていない封筒が入っていた。
「何これ、」
興味本位で開けてみると
パラ、パラパラパラ
「ひっ!!」
中から出てきたのはななの写真だった。
出かけている時のものから、家でくつろいでいる時のものまで、そして極めつけはGACKTと一緒にいる所の写真だった。
「な、何これ、やだ、え、なにこれ、うそ、や、ややややっぱり週刊誌が…」
他に何が入ってるかと封筒を逆さまにすると手紙が1枚落ちた。
『拝啓 私の愛しい恋人へ
最近はよく他の男と一緒にいるね、僕に 嫉妬させたいの?最近はお店に顔を出せなかったからね、寂しかったのかな?ななは寂しがり屋だからね、かわいい。愛してるよ。またお店に行くからね、今度からはやっぱり僕が家まで送るよ、君は僕が仕事で疲れているだろうと思って遠慮してるんだろうけど、大丈夫、そんな事ないよ、君と一緒にいたいんだ。愛してるよ、君が好き、大好き、愛してる、愛してるんだ、またね、今晩電話するよ
君の恋人より』
真っ青な顔で固まる、一気に血の気が引いた、気持ち悪い、いいや、恐い。
いったい誰だ、なんの嫌がらせなんだ。
上手く回らない頭でなんとか考えよとする。
その時、
pruuuu…pruuuu
「ひっ………」
家の固定電話が鳴った。
pruuuu………
しばらくして、電話が鳴り止むと
『おかしいな、帰ってるはずなんだけど…』
「っっ?!!!?!!」
その言葉すぐ後ろ、扉の外から聞こえた。
叫びそうになる口を咄嗟に押さえ、息を潜める。
(早く、早くどっか行って!!!)
『今日は帰るか』
足音がだんだん遠ざかる、完全に聞こえなくなった途端にブワッと涙が溢れ出た。
「何あれ怖!!!やだ何あれ!!どうしよう、どうしよう、どうしよう、」
ガタガタ震える体を抱き締め今後どうするか考えを巡らせた。
「考えたくない、けど、これストーカー、ってやつだよね…」
とりあえず、隠しカメラや盗聴器を探す必要があるだろう。
「初接触からインパクト強すぎだろ………」
「真逆じゃねぇかおめぇ!!!!」
「大丈夫だよー、スタバァ行きたいし」
「お前よぉ……いちよう女子なんだぜ?しかも東京だろ?危ないぞ?」
彼は彼で心配してくれているようなのだが、大丈夫だよー、こんなのに手を出すやつはいないって、そりゃ財布取られた困るけどね、と軽く流すだけだった。
「全くお前は、ほんとに気をつけろよ?」
「うん、ありがとう、あ、そうだ、今度こっちきたらお酒作ってあげるよ!」
「おぉ、マジか!楽しみにしとくわ!お、そろそろ行かないと、んじゃまたな」
「うん、バイバイ、またね」
宏紀が人混みに消えるのを確認し、ななもきた道を戻る。
「さて、帰ろう」
今日は店の定休日なので仕事は休みだ。
そのまま、まっすぐ家に帰る事にした。
「たっだいまー、ん?なんか来てる」
玄関に入り、郵便受けを見ると差出人も何も書かれていない封筒が入っていた。
「何これ、」
興味本位で開けてみると
パラ、パラパラパラ
「ひっ!!」
中から出てきたのはななの写真だった。
出かけている時のものから、家でくつろいでいる時のものまで、そして極めつけはGACKTと一緒にいる所の写真だった。
「な、何これ、やだ、え、なにこれ、うそ、や、ややややっぱり週刊誌が…」
他に何が入ってるかと封筒を逆さまにすると手紙が1枚落ちた。
『拝啓 私の愛しい恋人へ
最近はよく他の男と一緒にいるね、僕に 嫉妬させたいの?最近はお店に顔を出せなかったからね、寂しかったのかな?ななは寂しがり屋だからね、かわいい。愛してるよ。またお店に行くからね、今度からはやっぱり僕が家まで送るよ、君は僕が仕事で疲れているだろうと思って遠慮してるんだろうけど、大丈夫、そんな事ないよ、君と一緒にいたいんだ。愛してるよ、君が好き、大好き、愛してる、愛してるんだ、またね、今晩電話するよ
君の恋人より』
真っ青な顔で固まる、一気に血の気が引いた、気持ち悪い、いいや、恐い。
いったい誰だ、なんの嫌がらせなんだ。
上手く回らない頭でなんとか考えよとする。
その時、
pruuuu…pruuuu
「ひっ………」
家の固定電話が鳴った。
pruuuu………
しばらくして、電話が鳴り止むと
『おかしいな、帰ってるはずなんだけど…』
「っっ?!!!?!!」
その言葉すぐ後ろ、扉の外から聞こえた。
叫びそうになる口を咄嗟に押さえ、息を潜める。
(早く、早くどっか行って!!!)
『今日は帰るか』
足音がだんだん遠ざかる、完全に聞こえなくなった途端にブワッと涙が溢れ出た。
「何あれ怖!!!やだ何あれ!!どうしよう、どうしよう、どうしよう、」
ガタガタ震える体を抱き締め今後どうするか考えを巡らせた。
「考えたくない、けど、これストーカー、ってやつだよね…」
とりあえず、隠しカメラや盗聴器を探す必要があるだろう。
「初接触からインパクト強すぎだろ………」