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「やーい！青目女〜！化物かよ！」
「きっもちわりー！」
私の青い目を見てそんなことを言う人が、怖くて、抵抗できない私がカッコ悪くて泣きそうだった、男の子なんてだいっきらい！そう思ってた私の前に
「やめろって、カッコわりーぞ！」
王子様が現れた、私の前に出て庇ってくれるその背中が眩しくてとっても素敵で……
あぁ、これが恋心なんだ！私はこの人に恋をしたんだ！この人の、隣にいたいって幼いながらに思った！
でも、私は絵本の中のお姫様になるつもりは無い、人魚姫とかだったら泡になっちゃうから！護ってもらう可愛い姫じゃ、隣に立てないから！

「あのね、山本君……強い女の子は、好きかな……」
こんな質問をしてみると、私の王子様は「うん？好きだな！」と爽やかな笑顔で答えてくれた
その日から私の花嫁修業は始まったんだ！