名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
魔力を持つ者
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ぱぁぁっと目の前が白くなり、とっさにロキとハールさんの腕をつかみながら、目の前が鮮明になると
「ハール!!」
「ロキにサラ!!」
「よかった、サラ無事だったんだね…!」
目の前に黒の軍、赤の軍の皆、そしてフォーツカヤがたっていた。
突然、私達が現れて少し驚いているようにも見えた
「フォーツカヤ、心配かけてごめんね」
そういうのと同時にフォーツカヤが私のもとに駆け寄った
「もう大丈夫??どこか痛いところはない?」
「うん。ハールさんとロキがよくしてくれたからもう大丈夫だよ」
「そっか。よかった」
「ジョーカー、ロキ、サラを保護してくれて助かった。黒の軍を代表して礼をいう」
フォーツカヤが安心したら、レイが2人に向かって礼を言った
「特に、お前らに礼を言われるようなことはしていない。俺はブラムにはよくしてもらったからな」
そうハールさんがいい、私の背中を押して黒の軍の皆のもとに行くように促す。
しかし
「…ロキ?」
フォーツカヤが私を一緒に皆のもとに行こうと手を引こうとするとロキが私の袖をつかんで離さなかった。
「サラ?どうしたの?」
「うん、ちょっと待ってて。…ロキ、どうしたの?」
私はフォーツカヤに一言言ってロキと向かい合った。
「…サラはもう帰っちゃうの?」
「うん…」
「サラも…俺を置いてくの…?」
「…ロキ?」
ロキの言葉に疑問を持ったレイ達から声が聞こえた
「ロキ、やめろ」
ハールさんがロキをとめようとするが
「ねぇ、サラ…。お願い、俺を捨てないで…っ」
ロキは赤と黄色のオッドアイに涙をいっぱいに貯めながら私を見ていた
「ロキ…」
「だって、サラも魔力があるんだよ?俺達みたいなあんな屈辱味わってほしくない!!…ねぇ、ここなら安全だから…だから!!」
軍の皆は、ロキが言っていることがわからないかもしれないけども、私はハールさんに聞いていたからロキが何を言いたいのかがすぐに理解できた。