名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
魔力を持つ者
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あの日から約1週間がたったある日
「ハールさん!ロキー!ご飯の仕度できたよ!!」
そういいながら私はハールさんとロキを起こしに行く
「ん……サラか」
「はい、朝食の準備ができましたよ。っていってももう11時ですけどね」
「…もうそんな時間か」
そういいながら、ハールさんは隣で寝ているロキの頭をなでた
「はい。…ほら、ロキも起きて」
私がロキの身体をゆするとロキが目を覚ました
「んー…おはよ、サラにハール」
「あぁ、おはよう」
「おはよう、ロキ。2人とも朝食出来てるから早く支度してきてね」
え?なんか夫婦で家族みたいだって??
決してそんなことはないよ。
ただ、あの日、ロキが私達に言った『サラが決めるまで、…あいつらがくるまで、ほんとの家族みたいに過ごしたい』って言ったからそれに承諾しただけだよ。
よくわからないけど、ロキは昔両親に捨てられた過去があるみたいだし、そのあとの保護者変わりがハールさんだってきいたから、まぁ、いいかなって。
それに今までいた時とそんな変わらないし…。
「サラ?どうしたの?そんなところで突っ立ってて」
「あ、ロキ」
「ほら、ご飯早く食べよ?」
「そうだね」
ご飯食べた後、いつもみたいに3人で過ごしていると、突然2人がガタッと立ちあがった。
「どうしたの!?」
「ハール…」
「あぁ…。サラ、ついに結界が破られた」
「破られたってまさか…!」
「あぁ、アリスともしかしたらランスロットの力だろうな」
「どうするの、サラ」
「……大丈夫だよ。ロキ、私決めた」
その言葉を言うと、ハールさんが
「よし、では俺達も外に出るとするか」
「そうだね。結界が敗れた場所的にまだ家から少しあるから…魔法で向かった方が早いね。サラはどっちかに捕まって」
「大丈夫だよ。ロキ、私も自分のでいけるよ」
「…あまり無理しないでね」
「よし、じゃあ向かうぞ」
そうハールさんがいうのと同時に私達3人は瞳を赤くし光をまとった。
光が消えたころにはリビングにはもう誰もいなかった