名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
魔力を持つ者
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「ロキ…?」
「アリスが俺達の魔法を打ち消すなんてほとんど不可能だ。それこそ、もし仮に魔法を打ち消すことができたとしても、アリスの負担がでかい。もしかしたら倒れてしまうかもしれない。…………だから、サラはどうしたい??」
そういって今まで私のお腹当たりで顔をうずめていたロキが私に顔を向けた。その顔は今にも泣きそうで涙が瞳からこぼれそうなくらいだった。
「どうって…?」
「黒の軍に戻りたいか、ここにいるか、を決めてほしい。そう言っているんだ」
ハールさんの言葉を肯定ととるように、ロキが私を抱きしめる力が強くなった。
(それは………)
私が答えに悩んでいると
「すまない、困らせるつもりで言ったわけじゃない」
そういってハールさんが私とロキの頭をなでてくれた
「何、今日決めなくてもいい。ただ、あいつらが近日中にこの辺を見つけるのも時間の問題だろう。だからせめてあいつらが来るまでには答えを決めていてくれると助かる」
「はい。……すみません、ハールさん」
そして、私が答えをなかなか決められないでいる中
あの人たちは来た