名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
魔力を持つ者
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「ロキ!!洗濯するから邪魔しないで!!」
「えー、だってサラ、朝から仕事仕事で構ってくれないじゃんー」
そういってロキは私の腰にだきついたまま離れない。
このままだと、洗濯が進まないと思っていると、
「こら、ハール。サラを困らせるんじゃない」
「ハールさん!」
「ちぇ、ハールもう帰ってきたの?」
ロキは私からするりと離れて、ハールさんの所に駆け寄った
「今日はずいぶんと早かったね」
「あぁ、少し気になったことを耳にしたからな」
そういってハールさんは真剣そうな顔をした。
その顔に私とロキはわからないという顔をしていた。
「真剣な話??」
「あぁ。ハールとサラも来てくれ」
「私もですか?洗濯物を干し終わってからでもいいですか?」
「あぁ、構わない。ロキ、先にいってるぞ」
「はーい。サラ早く来てね」
「分かったよ」
「お待たせしました。それで話って…?」
そういいながら私はリビングに入ると、
「サラ!!」
ロキが悲しそうな顔をして私に抱き着いてきた
「わっ…どうしたの?」
いきなり抱き着かれて驚いてたけども、ロキがかすかに震えていた。
しかし、その理由はロキ本人からではなく、ハールさんが教えてくれた。
「黒の軍と赤の軍、そしてアリスが協力してサラを探しているらしい」
「え!?」
ハールさんの話だと、フォーツカヤの魔法の無効化で、ハールさんとロキが魔法でこの家付近にやっている幻覚をなくならせて私を探しに来るということらしい。
しかも、来るのは両幹部とフォーツカヤのみ。
「俺とロキがやった魔法は強力だ。たとえアリスでもこれを無効化するには時間を費やすし、魔力みたいに命を削らないが体力はものすごい勢いで消費するだろうな」
「そんな!それじゃあフォーツカヤは…」
「どのくらい持つかはわからないが、この魔法を無効化にしたらアリス自身の負担がすごいだろうな」
ハールさんがそう告げると
「サラは、どうしたいの…?」
ロキが静かな声できいてきた