名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
魔力を持つ者
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「そうだよ。ハール、サラにこんなこと聞くなんてどうしたの?」
「あぁ、今日アリスが黒の軍に挨拶に行くらしいと小耳にはさんだからな」
「フォーツカヤが?」
「挨拶ってことは、ロンドンに帰るのかな?」
「それを見ようかと思ってな」
そういったハールさんの言葉の意味を理解できなかったが、ハールさんは目の色を赤くして、手を目の前に出すと、手の付近に丸くて白っぽい鏡みたいなものがだされ、その中心に見覚えのある風景が映し出されてた
「あ!黒の軍!!」
私とロキはハールさんの後ろ側へと行きそこから見ていた
「この様子だと、談話室あたりにいるか…?」
そうハールさんが呟くと映し出されていた黒の軍の兵舎から談話室に変わった
「あ!フォーツカヤ!!」
「黒の軍の皆もいるみたいだね」
「それに、ブランさんも!?」
映し出されたのには、フォーツカヤが何かを皆に伝えている。その言葉にどうやら黒の軍の皆はとても驚いているように見えた
「ねぇ、ハール、これ声は聞こえないの?」
「ん?…あぁ、少し待ってろ」
ロキがハールさんに聞くと、ハールさんの眼がさきほどよりも赤くなった。それと同時に
『まず、サラの事が心配なのはあります。このたった1ヵ月しか関わり持ったことない同じロンドンからきた子だけども、あの子とても泣き虫だし、ほっとけませんから』
「…フォーツカヤ…」
『ブランさん、1か月前に私とサラにかかってはいけない最古の魔法を教えてくれましたよね?』
『そうだね』
『最古の魔法…?』
「サラ、最古の魔法って?」
ロキが私に聞いてくるけども、その答えをフォーツカヤが話した
『そうです。このクレイドルで最強の最古の魔法――――恋です。ブランさんは私達にロンドンに帰りたいなら恋してはいけないといいました。………だけど、私達はこのクレイドルで恋に落ちてしまったんです』
「え!?ちょ、フォーツカヤなに言ってくれてるの!?!?」
私はフォーツカヤが言った言葉に驚きを隠せなかった。
「サラ、アリスに好きな人の話したの?」
「してないよ!だって、会えたのだってほんの数回でその時だってそんな話してないし…!」