名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
魔力を持つ者
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私は、あの後、ロキに『部屋に洋服用意したから気に入ったの着てねー!』と言われ、ロキの部屋まで戻ってきた
ふと思ったけど、私あの日来てたのは黒の軍の服。
そして今着ている服は白を基調とした赤のラインが入ったブラウスワンピース。
(絶対ロキに着替えさせてもらってる…!!!)
そう思った瞬間、いたたまれない気持ちになった。
「とりあえず、着替えよ…」
私は、ロキが用意してくれたであろう洋服が入っているタンスを開けた
「おまたせしました」
着替え終わって私は再びリビングに戻ってきた。
「おかえりー!うん。やっぱサラは黄色が似合うね。前はよく青系や黒系を着てたみたいだから、ほかの色もみてみたくなったんだー」
「そうなの?ありがとう。じぶんではこういう色のは選ばないからなんかくすぐったい気持ち」
フフッと笑いながら私はさきほどの席に着く。
「それで、これからの事って…?」
私がさきほどの話を戻すと
「あぁ、お前はロンドンに戻るのか?」
「いいえ。ハールさん、私は今はロンドンには帰りません。私の思っていることを伝えないといけない人がいるんです」
そうできるだけの笑顔で伝えると、
「そうか。……それはシリウスか?」
「……えっ!?!?」
「わぁ。サラ、顔まっかー」
ハールさんの思っていなかった言葉に私は戸惑ってしまった。その動揺っぷりで肯定ととったであろう2人。ハールさんは穏やかな顔をしているが、ロキはにやにやしていた。
「うう…。そうです。シリウスさんです!!!」
私はいたたまれない気持ちになり、半ばやけくそになりながら認めた。
「へー。黒のクイーンねー」
「…ロキ?これ以上笑うと怒るよ??」
「えー、サラが怒るの???」
「こら、2人とも話を脱線させないでくれ」
「ごめんさない…ってそもそもこの話題だしたのはハールさんですよ!?」