名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
魔力を持つ者
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私がスープを食べきって少ししたら、ハールさんが再びリビングへとやってきて今までの事をわかりやすく説明してくれた。
「じゃあ、赤の軍と黒の軍は平和協定を結んだんですね!!」
「あぁ、アモンは両軍の監視下の元牢獄に入れられている。魔法の塔は両軍の管理下の元、下級魔法学者が動かしている」
「そうなんですね…!!よかったぁ」
そう私が喜んでいると、
「そして、お前の事だが」
「?」
「サラは魔法を使った後、いきなり莫大な魔力を使った反動で倒れたんだ。そこに俺達が入っていって話をしたのち、俺達がサラを引き取ったんだ」
「そう…なんだ…」
話し合いをしたっていうことは、私はもう黒の軍に居られないのかな…?
ふと、もう黒の軍の皆と会えないかもしれないという衝撃にシュンとなっていると、
「ロキ、適当な事を言うな。…あの時、サラを俺達は両軍の言葉をほぼ聞かないまま勝手にこちらで保護したのだろう」
「え!?」
ハールさんの言葉に思わず驚く
「ちぇー、ハールはまじめすぎなんだよ」
「適当に思い込みさせる方が失礼だろ」
「ちょ、ちょっと待ってください!つまり、黒の軍の皆は私がここにいるということは…?」
「知っているだろうね。…まぁ、俺達が家の周りに結界を張っているから来るに来れないだろうけどね」
「そうなんだね。…ロキ、ハールさん。助けてくれてありがとうございます」
私は、7日間も看病をしてくれた2人にお礼を伝えた。
「いい。…お前の父には世話になったからな」
「サラが元気に眼覚めてくれてよかったよ」
そう2人は笑顔で返事をしてくれた。
そして、私はこれからどうするかを2人に相談することにした。