名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
魔力を持つ者
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「ん………」
「あ、サラ起きたー?」
「………ロキ…?」
私が目をさますと、目の前にロキがいた。
「そうだよー。おはよ、起きれる?」
そういってロキは私の手を引いて起きるのを手伝ってくれた。
「うん。大丈…夫!?」
わたしは大丈夫と言って一歩歩こうとした瞬間、ガクッと膝が曲がり転びそうになったところをロキがふわりと抱きしめてくれ、なんとか転ばずには済んだ。
「大丈夫?…とりあえず、ハールもいるからリビングに向かうよ」
「う、うん」
その言葉にハッとして辺りを見渡すとここは黒の軍ではなく、ロキとハールさんの家だと気づく。
どうしてここにいるのだろうと思いながら、リビングについたら聞こうと思いながらロキにお姫様抱っこされながら向かった。
リビング
「……サラ、起きたか」
「はい、おかげさまで」
私はロキにリビングまで連れてきてもらい、椅子に座らせてもらうと、向かいにハールさん、隣にロキが座り温かい野菜のスープを出してくれた
「ありがとうございます…」
「いきなり、食べるのはつらいだろうからな」
「そうだよー。サラ、1週間眠っていたんだよー?」
「え!?1週間も!?」
「うん」
ロキのいうことが正しければ、今日が満月である。…この1週間でどうなったんだろう。フォーツカヤはロンドンに帰るのかな…?でも、ランスロット様と仲良さそうだったしな…
ふと、思い、シュンとしていると
「サラ、この1週間で起こった出来事を教えてやるから、とりあえず今は飯を食べろ。久しぶりなんだ。ゆっくり時間かけて食べろ」
そういってハールさんは自室のほうへと言ってしまった。
「大丈夫だよ。ハールは自分がいるとサラが緊張しちゃうんじゃないかって思って部屋に戻っただけだから」
「え!?そんな…大丈夫なのに…」
そういうと、ロキは、ハールに言ったら喜ぶよ。と言い、私がスープを飲み干すまで隣で話しながらゆっくり待ってくれた。