名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
1ヵ月は瞬く間に
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「まず、サラの事が心配なのはあります。このたった1ヵ月しか関わり持ったことない同じロンドンからきた子だけども、あの子とても泣き虫だし、ほっとけませんから」
そう告げると黒の軍の皆はとても複雑そうな顔をしていた。だけど私は今は気づかないふりをして、ブランさんのほうに身体を向けた
「ブランさん、1か月前に私とサラにかかってはいけない最古の魔法を教えてくれましたよね?」
「そうだね」
「最古の魔法…?」
セスさんが私の言葉に反応した。
「そうです。このクレイドルで最強の最古の魔法――――恋です。ブランさんは私達にロンドンに帰りたいなら恋してはいけないといいました。………だけど、私達はこのクレイドルで恋に落ちてしまったんです」
「「「「「「!!!」」」」」」
サラに直接好きな人がいると聞いたわけではない。だけど、お互いわかってしまった。アモンをサラが倒した日、私達を庇ってくれた最愛の人の事を。そして私達もその人を想っていることを
「……ちょっと照れますね?…私はこのクレイドルでランスロット様に恋したんです。ランスロット様にも思い伝えました。…だから私は今はロンドンに帰りません」
「今は?」
今度はフェンリルが私の言葉に疑問を持ったのか聞いてきた
「ロンドンでは私達の事は行方不明扱いになっていると思うの」
「確かに!!」
「ロンドンに1度戻ったら次クレイドルに来れるのは1か月後でしょう?だから、ちゃんとその1か月でロンドンに別れを告げようと思っているんだけど、サラも一緒のほうがお互い安心するかなって思って」
そう私が最後まで告げるとブランさんが私の前まで来た
「ブランさん」
「それがフォーツカヤが出した答えなんだね?」
「はい!私はこの先ランスロット様の隣でランスロット様が許してくれる限り過ごします」
私が力強くうなずくと、ブランさんは笑顔になって
「そう。君の思いを尊重するよ。幸せにね。フォーツカヤ」
「ありがとうございます」
「そうだな、これからもクレイドルにいるんじゃよろしくなフォーツカヤ」
そういってレイをはじめ、皆から改めて挨拶され、私は嬉しくなって笑顔で返事をした。