名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
1ヵ月は瞬く間に
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黒の軍
「皆さん、お久しぶりです!」
私はランスロット様と別れ、黒の軍に来ていた。もちろん黒の軍の皆は最後の挨拶だと思っているけども、そうではない。このクレイドルで暮らしていくことを決めたという報告に来たの。
「いらっしゃい、フォーツカヤ」
そういってレイをはじめとした黒の軍の皆が出迎えてくれた。だけど、サラの姿は当たり前だけどなかった。その代わりにいたのが…
「やぁ、フォーツカヤ。相変わらず綺麗だね」
「ブランさん!?どうしてここに?」
「ちょっと、フォーツカヤに用があってね。申し訳ないがここで待たせてもらったのさ」
「そうだったんですね」
「まぁ、なんだ2人とも立ち話はなんだから中に入ってくれ」
私は皆に談話室に通され、皆と話をしていると、ルカがキッチンからでてきてマドレーヌを持ってきてくれた。
「わぁ!美味しそう!!」
「よかったら食べて」
「うん!ありがとうルカ!」
そういって私は一口含む。バターの香りがしてしっとりとした生地でとても美味しい。
「美味しい!とっても美味しい!」
「そう、そんなに喜んでくれてよかった」
「んで、お嬢ちゃんは今日の満月に科学の国に帰るんだろ?」
ルカがふわりと笑顔を浮かべたのが、たまに見るヨナの笑顔と重なったのは黙っておくことにしようと思ったら、シリウスさんが話を出してくれた。
「あ!そのことなんですけど…」
「「「「「?」」」」」
私が思い出したかのように声を出すと幹部の皆は首をかしげながら私の次の言葉を待った。
「私、ロンドンに戻りません。クレイドルで暮らします」
「…え」
「「「ええぇぇぇええええ!?」」」
私が笑顔でそう告げると、ルカが固まり、レイとフェンリルとセスさんが大声をあげた。
「…どういうことか説明してもらってもいいか?お嬢ちゃん」
シリウスさんが詳細を聞いてきたので笑顔で頷きながら私が思っていること、さきほどのランスロット様との会話などを離した。