名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
1ヵ月は瞬く間に
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フォーツカヤside
赤の軍
今日はとうとう満月の日。今日、クレイドルとロンドンが繋がる光が出る日。
結局、あの戦いの後黒の軍と赤の軍でサラをそれこそ国じゅう探したが見つけ出すことはできなかった。サラだけじゃない。ハールさんて人と、ロキも見つからなかった。
「おはよ!」
私は考えることをいったん止め、皆がいるであろう談話室へと入っていった
「おはようございます。アリス」
「ちょっと、フォーツカヤ!起きるの遅いんじゃない!?」
「おはよ、エドガー、ヨナ。…そんなに遅くないと思うんだけど…?」
私が2人に挨拶しなおしながら時計を見る。まだ7時30分になったばかりだ。
「確かにアリスにしたら早い方じゃないか?」
ゼロがフォローになってるかなってないかギリギリのラインの事を言ってくれる。
「ほら!」
「何が、ほらなの。…全く」
「そういえば、今日は何をするのですか?」
エドガーが私に聞いてきた。それもそうだ、今日本来ならば私はロンドンへ帰る日。
そうついこの間まで思っていたけども、私は…この魔法の国で愛する人を見つけたのだ。
それにサラを1人でおいていけない。…例え魔法が使えたからって私にとってはかけがえのない友達なのだ。
「今日は、午前中、黒の軍に言って挨拶をしてきて、午後は赤の軍で過ごすよ。それに、皆にも言いたいことあるしね!」
「黒の軍って何時から行くんだ?」
「んーとね。確か10時からって約束してたからまだまだ時間は大丈夫だよ!」
ゼロが何時ごろ行くのか聞いてきたので、つい先日手紙でやり取りしたことを思い出しながら答えていると、談話室のドアが開いた
「おっ、アリスここにいたのか」
「カイル?どうしたの?」
「ランスロットが呼んでる。だから早くアイツの私室へ行ってくれ。お前がいないと注射しねぇと言いやがるんだ」
あきれ顔でそう言いながら私を手招きした。
「そうなの?…わかった!皆、ちょっと行ってくるね!」
そういって私はカイルと共にランスロット様の私室へ向かった