名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
怪しい影が動き出す
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「それが何よ」
アモンの高笑いからしばらくしてから私が言い放った。
「私が、何者なのか、私の父が誰なのか。………なぜ私が今貴方に楯突いているのか…理由はわかっているのでしょう?」
「ふっ…あぁ。そうだな。…まさか、先代の黒のキングの娘がクレイドルに来ていたとわな!!」
わざとアモンが声を荒げて言った。おかげで後ろにいた皆にも聞こえたらしく
「先代の娘…!?」
「黒の先代のキングって確か行方不明になっていたんじゃ…」
「お嬢ちゃん、それは…」
皆がざわついてシリウスさんが、私に聞いてくるが、私はチラッと皆とシリウスさんのほうを振り向き
「皆、私の事…私たち家族の事はこれが終わったらちゃんと、お話します。…だからどうか、今は手を出さないでください。これは…私達の問題なんです。そしてシリウスさん、ここは危ないので皆さんの所にいてください」
シリウスを魔法で皆がいるところまで移動させるサラ
そう、今にも辛そうな笑顔で告げるサラに誰も返事が言えなかった。
「アモン、貴方の言う通り、私はサラ・フトゥーロ。先代の黒のキング、ブラム・フトゥーロの娘よ。だから、私がどうして貴方に怒っているかわかるでしょう?」
「フッ…女のいうことなんぞ知らぬな」
「そう…だったら!私が嫌でも思い出してあげるわよ!!私の父にしたことを!!」
私はそういってかつてハールさんに止められていたけども、魔力を使った。
ザァァッ!!
私とアモンの周りには強い風が吹き、その風の中には巨人のように大きな手みたいなものが見えた―――――――
その瞬間
「ぐはぁ…!」
ドゴォッ!!とすさまじい音がたったと思い、皆目を凝らしてみていると、アモンが倒れていた。
「…どう?見えない手から攻撃されるのは?…私の父は黒の民と黒の兵士を守るため、逃げもせず、貴方の攻撃にも反撃せずただただ耐えたわ。…それがどれだけ苦痛だったか貴方は身をもって知りなさい!」
バンッ! バシッ! ドカッ!
私はもう思うままに魔法を使いアモンに攻撃をしていた