名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
怪しい影が動き出す
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「皆!!」
「サラ、無事?」
「うん。大丈夫だよ!」
そういって私は皆の前で笑って見せるけども、フォーツカヤが顔を強張って言ってきた
「何が大丈夫なの!?サラ、さっき魔法学者に殴られて気絶してたばっかじゃない!!」
その言葉に
「サラ、その話本当?」
「レイ……でも、そんなに強く殴られなかったし…」
「本当なんだな?」
「…うん」
「はぁ。…サラは帰ったら医師に診てもらうこと。いいな?」
「…わかった」
レイが素直に私が頷くとじゃあこの話は終わりというかのようにシリウスさんとランスロット様のほうに目線を向けた。
「シリウス、奴には気を付けろ。魔法石で同攻撃してくるかは読めん」
「あぁ、ランス。にしても懐かしいな。お前と一緒に戦うなんていつぶりだ?」
「さぁな、少なくとも寄宿学校以来だろう」
そういいながら、シリウスさんはサーベルを構え、ランスロット様の瞳がブルーから深い赤に変わった。
「すごい…」
あれから、アモン…魔法学者とシリウスさん、ランスロット様の戦いはお互いを引かず、ずっと戦っている。
「シリウスさんって強いんですか?」
フォーツカヤが隣で聞いてきた。それに答えたのは黒の軍ではなく、…………赤の軍だった。
「強いってどころじゃないですよ。なんせ、寄宿学校時代のわが主の相棒だったんですから」
「「えっ?」」
エドガーが静かな笑みで教えてくれた。
「そうだね。……本当に不服ながらなんでもこなせた奴だよ」
「あぁ、確か、ヨナさん、黒のクイーンに学生時代、決闘を申し込んで負けたんでしたっけ?」
「ちょっと!その話今ここでする必要ないでしょ!?」
くすくすと笑いながらエドガーはヨナを煽る
「え。それ本当なの…?ヨナ」
「フォーツカヤ、ヨナさんって強いの…?」
私が驚いているフォーツカヤにこっそり聞く
「うん。…私も見たのはほんの少しだけど、強いよ。伊達に赤のクイーンやってるわけじゃないって思うくらいに」
フォーツカヤがそう言った瞬間
ドゴォッ!!と部屋全体に音が響いた