名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
怪しい影が動き出す
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「ちょっ…」
「動くな」
私達の事をつれてきた男達に文句を言おうとすると、アモンが重い口を開き、私達に告げた。
「これで、ようやく駒がそろった。……赤と黒の戦争もさっさと赤の軍が魔法石を使って黒の軍を傘下にいれてしまえばいいものを、赤のキングは何をそんなに先延ばしにしているんだ」
「……別に、いずれは傘下に入るのだからそんなに焦らなくてもよいだろ。…それより、アリス達をどうして誘拐し、俺達にあのような手紙をおくりつけた」
ランスロット様がアモンの嘆きに鋭く反論したと思ったが、その言葉から気になる言葉があった。
「…手紙…?」
「数時間前に、魔法の塔から両軍当てに"アリスは預かった。無事帰してほしければ全幹部つれて魔法の塔に来い"っていう手紙があったの。まぁ、赤の軍にも来てたのはここに来てから知ったのだけどね」
そう教えてくれたのはセスさんだった。
「…どうして私達を?…貴方が先ほど言ってたことが本当だとしても私達は戦争にかかわっていないし、関係ないはずです!」
「確かに、お前達は戦争にはかかわっていない。だがしかし、お前達が邪魔だからここに連れてきたわけじゃない」
フォーツカヤの言葉にアモンが答えたが私達には理解できず、フェンリルが聞いた。
「なに意味わからねーこといってんだ!」
「フッ…お前達は頭に回らなかったか?…魔法の無効化させる力を持ったアリスを自分の手籠めにできたら、自分が魔法の無効化の主導権を握れると言っても過言ではないということを!!」
その言葉を聞いた瞬間私達はぞっとした
「手籠めって…」
「しかも、片方については魔力も使えるというじゃないか。もし、これが自分の力になると考えたら、我が野望のすぐ叶う!」
「……狂ってる」
「何を言ってるのか知らねーが、サラは黒の軍だ。勝手にきめてんじゃねーよ」
「赤の軍も同様。アリスを手放す気は毛頭ない。…アモン、貴様が企んでいることは既にここにいる両幹部全員しっている」
レイとランスロット様がアモンに言う
「…企み…?」
「それってさっき言ってた…クレイドル制圧…?」
「お前たちも知っていたのか」
私達が驚いて呟くとシリウスさんが聞いていたらしく、聞いてきた