名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
怪しい影が動き出す
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牢屋に閉じ込められて何時間たっただろう。アモンの部下らしき男が牢屋の前で見張っている。
「…皆来ちゃうのかな…」
「え?」
「助けに来てくれるのは嬉しいけど…それ以上にここにきて皆が傷つくのはもっとやだな…」
「サラ…」
そういえば、チャツネと花壇の花にみずやりしていた途中だったな…。チャツネ大丈夫だったかな…?強い魔法に当てられて体調崩してなければいいけど…
そう思い考え込んでいると、廊下が騒がしくなっていることに気づいた。
「…何かあったのかな?」
「結構騒がしいね」
私達が不思議がって鉄柵から廊下のほうに顔をのぞかせていると、バンッとドアが開き急いだ様子の男達が入ってきた
「お前達、急いでこい!!アモン様がお呼びだ!」
「えっ!?」
「きゃっ!」
私達の言葉を聞かず、腕をつかみ男達は何も言わずに早急に歩き出し、私達は何も言えないまま、ただ引っ張られた。
「アモン様、お連れいたしました」
私達を無理やり引っ張ってきた男たちが止まったのは私達が連れ去られたときに居た部屋だった。
「ちょっと!痛い!!」
「いい加減放してください!」
男達が止まったのを確認し、それでも腕の力が弱まらずに思わず文句をいうと、奥から聞きなれた声が聞こえた
「「「「「サラ!!」」」」」
「「「フォーツカヤ!!」」」
「皆!!」
「ランスロット様…!ヨナにエエドガー!…ゼロは!?大丈夫!?」
「安心してください、まだ目は覚めてませんが、状態は落ち着いています」
フォーツカヤの言葉にエドガーが優しく返し、フォーツカヤは安心する。
「よかった……!」
「お嬢ちゃん、大丈夫か?」
「シリウスさん…!」
そういって私達は皆の所に駆け寄ろうとしたが、連れてきた男達によって阻まれた。