名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
怪しい影が動き出す
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「…誰?」
「私達に何の用ですか!?」
私達が思い思いに質問をする
「…お前達には駒になってもらうだけだ」
「…駒?」
「なんで私達が貴方なんかの駒にならなくちゃいけないんですか!?」
「五月蝿いぞお前ら!アモン様を前にしてなんて図々しい奴らだ!!!」
私達を攫ってきたであろう男達の中の1人が声を荒らげていい、その瞬間、男が言った名前に背筋をゾッとさせた。
(アモンって・・・もしかして、アモン=ジャバウォック・・・?)
私は男が発した名前に驚き耳を疑う。
「ふん。まぁいい、こいつらに用があるが、赤が黒を支配し、この私がクレイドルの真の支配者になった後でも十分だ」
アモンが何気なく言った言葉に私達はおもわず反応してしまう。
「支配…?」
「支配者になるってどういうことですか!?」
「む?聞いていたか。まぁいい、お前達もいずれ知ることになるだろう。はるか昔から、赤のキングと魔法の塔は秘密裡につながっている。黒の軍を赤の軍の傘下に入れ、表の支配者はランスロット、裏の支配者を自分。その理想の為のな!」
「…狂ってる」
アモンの私達には到底理解できない言葉に私は素直な言葉を小声でいう。フォーツカヤは顔を真っ青にしてただ呆然としてみていた。
「黒の軍どもはこのアリスをどう見ているのかは知らんが、赤の軍にいるアリスはどうやらランスロットに懐柔されているようだな?」
その言葉にフォーツカヤはびくっと身体を震わせた。そしてアモンはにやにやしながら私達にこう告げたのだ。
「お前らの魔法の無効化は敵ならやっかいだが、上手く使えば最高の道具だ!!!」