名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
決めたからには
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「お嬢ちゃん、科学の国では男を担当してたってどういうことだ?」
「え?…そうですね。特に担当制ってわけじゃないんですけども、多分、私がいた病院の棟が美人な子が多かったっていうのも理由の1つだと思うんですけども、なんでか、私達の棟にくる患者さん女の人よりも男の人が圧倒的に多かったんですよね。すごい時なんて入院患者さん全員男の人ってときもあったくらいでして。そこでみんなして分担して患者さんみていたので必然的に男の患者さんを見ることが当たり前だったので…」
そう淡々を答えるサラに今度は皆が頭を抱える。
どう考えても、その男の患者とやらはサラと、サラのいう美人なナースさん目当てだろうと。つまり下心がある患者がほとんどに違いないだろう。…まぁどんな棟にいたのかはわからないから何も言えないが…
皆、サラの言葉を聞いただけで皆察することができるのに、当の本人だけはそれをまったく気づいていない。
「……サラ、看病をしてくれるのはいいが、手当の時に男と2人きりになるのはだめだ」
「…?わかりました…?」
シリウスが項垂れながらなんとかやっとの思いで言葉にした。まぁ、サラはあまり意味をわかってなさそうだけども…。
とりあえず、2人きりにしなければ大丈夫か…?と当初の会議から大分かけ離れてしまったがそんなことは気にしないで、謎の安堵を浮かべると、サラが
「あっ!!」
「どうした?まだ何かある?」
何かを思い出したかのごとく、サラが声をだすから、レイが焦る思いを落ち着かせ、聞いてくる。
「いや……看病じゃないんだけどね…?」
「うん」
ごくりとサラの次の言葉をみんなして待つ。しかしサラが言ったのは予想を超えた言葉だった。
「…シリウスさんの部屋で過ごすのは…これまでと同じで大丈夫だよね…?」