名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
決めたからには
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(やばい、また泣いちゃったからちょっと目が腫れちゃった…。こんな顔でシリウスさんやレイ達に顔みせられないな…)
そう思いながら、確か今日は、前線にいたフェンリル達や偵察にいっていたセスさんが一旦戻ってきて作戦を立て直すことになっていたはず。そして、今はもうお昼の12時を過ぎていた。しかし、会議が終わらないのか、皆降りてこない。そのため、待機している兵の皆のお昼を作った後、軽食として一口サイズのサンドウィッチを皆の分作り、コーヒーをポットにいれ、執務室へと向かった。
コンコン
そう軽くノックして私は中へ入る。
「皆、会議中にごめんね。お昼だから軽い軽食とコーヒーもってきたよ。よかったら食べて」
そういいながら、私は執務室のテーブルにサンドウィッチとコーヒーを置く。
すると、シリウスさんが
「もうこんな時間だったか、お嬢ちゃんありがとな。ちょうど生き詰まってたところだ」
そういいながら私の頭をなでてくれた。
「いえ…。皆が大変なのは知ってるから…少しでも気を休められたら嬉しい」
そう笑顔で答えると
「アリスちゃん…!なんていい子なの!?」
セスさんがそう言いながら私に抱き着いてくる。
「わわっ。セスさん…!苦しいよ…」
いきなりしかも強めに抱きしめられて思わず戸惑う。
「セス…。サラが苦しがってる」
「あら、ごめんなさい。アリスちゃん」
そういってセスさんは私から離れ、持ってきたサンドウィッチを食べ始めた。
私がサンドウィッチを持ってきたのを機に少し休憩になった会議に私が質問をする。
「あ!ルカ、帰ってきたならまた傷見せてね?」
「……………わかった」
ルカがものすっごく嫌そうに答えるので、私は思わず苦笑いをしてしまう。そんな私達を見て、他の皆が驚いているのをみて私はよくわからずきょとんとする。
「えっと…みんなどうしたの?」
「いや、ルカがそんなに嫌がる顔を見るのも久しぶりだったからな」
「確かに!腹黒美人の話題が出た時ぐらいだよなー」
「…今アイツの話をしないで…」
「え?…ルカそんなに嫌だった?」
そんなにルカが嫌そうな顔するのが珍しいのか…。だけども怪我が完治していないんだから私は経過観察をする義務があるはず。