名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
歴史に残る戦い。私達の葛藤
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「アリスちゃん!!そんなおっさんの後ろにいないで私の所に来て!!!」
シリウスさんの後ろに隠れたサラにセスが言うが、シリウスさんの言葉に遮られ、会議が始まった。
「…はぁ、クソガキども騒いでないでさっさと会議始めるぞ」
「っつても、その騒ぎの原因おっさんだけどなー」
「あ、じゃあ私自分の部屋に戻っていたほうがいいですか?」
「いや、お嬢ちゃんもいてくれて構わない」
会議が始まりそうな雰囲気になったため、私が自分の部屋に戻ったほうがいいか聞くと、以外にも執務室にいていいと言われたので、そのままここで会議を聞くことにした。
「…で、今最前線の状況はどんな感じ?」
レイがフェンリルとセスさんに聞く。すると2人は真剣な顔して、
「未だ、公会堂の取り合いだ。…赤の軍が魔法を使ってくるけど、どうもおかしいんだよなー」
「そうなのよ。魔法で攻撃してくる割には公会堂を占拠するまでの力でやってこないのよねー。赤の軍が魔法石を使いたがらないってことはなさそうだし…まぁ、おかげで私達は公会堂を占拠されなく、未だ互角の戦いができているんだけども」
「つまり、赤の軍は本気で公会堂を占拠するつもりはなさそうだと?」
フェンリルとセスさんの言葉にシリウスさんが厳しい視線で言う
「あぁ。ぶっちゃけあんだけの魔法石を使えるんじゃ、本気を出せば1日足らずで占拠できたはずだ」
「そうか。……ボスどう見る?」
「そうだな。フェンリル達のいうことであってんなら…赤の軍は赤のキングはなにを考えてる?この戦いはなんの為の戦いだ?」
レイが深刻な顔をして呟く。
「そうだな。俺ら黒の軍を傘下にいれたいのが目的ならとっくにしているだろうしな。…この戦いに裏か何かあるのか?」
「裏…ですか?」
「あぁ、この赤と黒の戦いの裏で何か起こってる…そんな気がする」
シリウスさんの言葉に私が聞き返すとレイが真剣な顔して告げた。