名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
歴史に残る戦い。私達の葛藤
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…3つ目は、………」
私は以前約束したときのシリウスさんの言葉を頭に浮かべてた。
『「あぁ。だが、約束してもらうぞ」
「あぁ。いいか?
1.仕事に頑張りすぎないこと
2.自分の身体を酷使しないこと
3.できるだけ俺の目の届く範囲にいること」
「今回の事がまたあったら大変だからな。軍の重要なこと以外は俺と過ごしてもらう」』
シリウスさんとの約束を2回も破った事。それでも、私自身の事を知りたいこと。…それでもシリウスさんに嫌われたくないこと。
色んな感情が私の中で渦巻、じぶんでも何がどの感情なのかわからなくなってきて思わず下を向いたままでいると
「サラ?」
私が黙ったままでいるのを疑問に思ったシリウスさんが声をかけてきた。
それと同時に今まで我慢してた涙が崩壊した。
「…ッ…ヒック………シ…リ……ウスさ……グスッ」
「「「「!!!???」」」」
「どうした!サラ!?」
私が泣いたとわかると幹部の皆は表情を変え慌てはじめ、シリウスさんが肩に手を置き聞いてくる
「…ごめっなさ……グスッ………」
「…?サラ、いったん落ち着け」
「や…くそく…!破…って…ごめ…なさい……!」
私はもう、何がどの感情なのかわからなかったが、泣きながらシリウスさんに訴えた
「…ッ…この国で過ごすのは…あと少しになる……グスッ…それまでに…どうしても…調べたいことがあるの…!お願い……シリウスさ…嫌いにならないで…!!」
泣きながら、言っている言葉の意味も理解しているか定かじゃないが、言い切ったとたん、涙が止まらず、泣き始めてしまう。
その様子にシリウスさんは私を自分の腕の中に閉じ込め、抱きしめた。