名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
運命は突然に
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「1か月先まで帰れないってこと!?そんな…っ」
カレンさんは絶望した顔になったその時
ガタッ!!
馬車が急停車し、話はそこで途切れた
「扉を開けろ。ブラン=ラパン。カレンという女がそこにいるな?」
外からカレンさんを呼ぶ声がした。
「どうやら僕が君を連れ出したことばれたみたいだ。赤の軍が迎えを寄こしたらしい」
「えぇっ!?」
「すぐ終わるからちょっと出てこい。ドアをこじ開けるなんて面倒な真似はしてくねぇからな」
カレンさんが驚いていると外から声がする
「………行こう、アリス。サラはそこで待機してて」
「はい…。カレンさん気を付けてください」
「うん。ありがとう」
ブランさんに促され、カレンさんはこわごわ外へと出て行った
少しして、ブランさんだけが戻ってきた
「カレンさんは?」
「赤の軍が用があるみたいでついていったよ」
そう答えるブランさんに
「だ、大丈夫なんでしょうか…?」
思わず、本音が出てしまった
「そうだね、君はあの子がガーデンで赤の軍に絡まれているのは見たのかい?」
「い、いえ…私は空から落ちたときにレイさんとシリウスさんとしか会ってません。その直後に帽子屋さん?に連れ出してもらったので」
「おや、君も一応黒の軍には会っていたんだね。そうだね。あの場所にいた赤の軍は少し危ないかもしれないが、さっききた赤の軍の奴らだったら安心だよ。アリスに危害を加えないといったしね」
「そうですか…」
安心と危害を加えないという言葉に安堵する
「それより、君はどうして魔法石を??」
ブランさんの言葉に私が質問で返す
「やっぱりこれは魔法石なんですね?」
「そうだ。今はもう魔力はないみたいだけどね…。これはどこで手に入れたんだい?」
ブランさんの言葉にひっかかりさっき起きたことを伝える
「あの!これ実はここに来るまでは光ってました」
「なんだって!?」
「実は―――――――――」
私はブランさんにさきほどの事を伝えた
「落ちるときに『止まって』か…」
「はい。やっぱりこれって魔法石が?」
「可能性は高いね。しかしこれをどうして?」
「父の譲り形見です。以前、これをくれたときに教えてくれたんです。これは魔法がかかっている。サラがピンチの時に叫ぶと必ず助けてくれるって」
「そのお父さんは…何をしている人だったんだい?」
「昔は、軍にいたと聞いています。…さきほど交通事故で母と共に息を引き取りました」
「!!…そう。つらいことを聞いてしまったね。可愛いレディには泣き顔は似合わない。どうか泣き止んでほしい」
そういい、私にハンカチを渡してくれる。
「ありがとうございます…私はこれからどうしたらいいんでしょうか…?」
私にはもうどこにも帰るところがない…
そう思うと涙が止まらなかった
泣いているとブランが頭をなでてくれた
「行く当てがないなら、僕の所にでも着たらいい。大丈夫。僕は君の味方だから」
「…いいんですか?」
「君みたいなかわいいレディなら大歓迎だよ」
そう話していると、もう夜が明けようとしていた。その時
「ブラン!!!!」
外から帽子屋さんの怒号が聞こえた
「どうしたんだい!?オリヴァー」
(帽子屋さんはオリヴァーさんっていうんだ…)
「どうやらセントラル地区で赤の軍と黒の軍が衝突寸前らしいぞ!!」
その言葉に緊張が走る
「なんだって!?オリヴァー悪いけども、向かってくれ。サラ、申し訳ないけど寄り道するけど大丈夫かい?」
「はい。カレンさんの事も気になりますから」
「ありがとう」
そうして私達はセントラル地区へと戻っていった。
私達がセントラル地区へついたのは夜が明けてからだった。
馬車が猛スピードで広場へとツッコむ
「わわっ!!」
私はなんとか体勢を整え、
「そこまでにしてもらおうか、諸君」
「朝っぱらから騒ぎやがって。一般人の迷惑を考えろ。スカタンども」
「セントラル地区は中立地帯だ。いかなる戦闘も禁じられている。政治と経済の中心であるこの街が戦いで荒れれば。クレイドルという国が滅ぶ」
ブランさんが外に出たので私も外へ出る
「バカっ!このポンコツ!!」
小さい男の子が私がでると怒鳴ったがそれはもう遅かった
「え…?」
外を見ると、赤の軍と黒の軍がいて、そこにはカレンさんもいた。
(私、もしかしなくとも最悪な登場の仕方したんじゃ…)
「失礼ですが、書記官。そちらの女性は?」
赤の軍にいる茶髪の優しそうな男性が聞いてくる
「!!サラさん!?」
「サラじゃねぇか。どうしてここに…?」
カレンさんとシリウスさんが私の顔を見て声を出した。
そして、ブランは堪忍したかのように苦渋の表情をしていた。それをみかねた小さい男の子が
「そこにいる第2のアリスと同時刻にこのクレイドルに迷い込んだ第3のアリスだ」
そういうと両軍からざわつきが起こった
『1日で2人もアリスが!?』
『どうなっているんだ』
私はどうしようとまた泣きそうになっていると、私を呼ぶ声が聞こえた。
「サラ!!」
顔を上げるとカレンが走ってこっちに来てくれた
「カレンさんっ…!無事でよかったぁ」
緊張が解けたのか私はカレンの前、両軍の前で泣いてしまった
「わわっ!大丈夫??」
そういってカレンが抱きしめてくれる。
それに両軍はあっけにとられていた。らしい
私が泣き止むころには、両軍が私達…もとい私の事をじぃ~っと見ていた。
「お…お騒がせしました…」
そういってカレンさんの後ろに隠れてしまう
カレンさんは絶望した顔になったその時
ガタッ!!
馬車が急停車し、話はそこで途切れた
「扉を開けろ。ブラン=ラパン。カレンという女がそこにいるな?」
外からカレンさんを呼ぶ声がした。
「どうやら僕が君を連れ出したことばれたみたいだ。赤の軍が迎えを寄こしたらしい」
「えぇっ!?」
「すぐ終わるからちょっと出てこい。ドアをこじ開けるなんて面倒な真似はしてくねぇからな」
カレンさんが驚いていると外から声がする
「………行こう、アリス。サラはそこで待機してて」
「はい…。カレンさん気を付けてください」
「うん。ありがとう」
ブランさんに促され、カレンさんはこわごわ外へと出て行った
少しして、ブランさんだけが戻ってきた
「カレンさんは?」
「赤の軍が用があるみたいでついていったよ」
そう答えるブランさんに
「だ、大丈夫なんでしょうか…?」
思わず、本音が出てしまった
「そうだね、君はあの子がガーデンで赤の軍に絡まれているのは見たのかい?」
「い、いえ…私は空から落ちたときにレイさんとシリウスさんとしか会ってません。その直後に帽子屋さん?に連れ出してもらったので」
「おや、君も一応黒の軍には会っていたんだね。そうだね。あの場所にいた赤の軍は少し危ないかもしれないが、さっききた赤の軍の奴らだったら安心だよ。アリスに危害を加えないといったしね」
「そうですか…」
安心と危害を加えないという言葉に安堵する
「それより、君はどうして魔法石を??」
ブランさんの言葉に私が質問で返す
「やっぱりこれは魔法石なんですね?」
「そうだ。今はもう魔力はないみたいだけどね…。これはどこで手に入れたんだい?」
ブランさんの言葉にひっかかりさっき起きたことを伝える
「あの!これ実はここに来るまでは光ってました」
「なんだって!?」
「実は―――――――――」
私はブランさんにさきほどの事を伝えた
「落ちるときに『止まって』か…」
「はい。やっぱりこれって魔法石が?」
「可能性は高いね。しかしこれをどうして?」
「父の譲り形見です。以前、これをくれたときに教えてくれたんです。これは魔法がかかっている。サラがピンチの時に叫ぶと必ず助けてくれるって」
「そのお父さんは…何をしている人だったんだい?」
「昔は、軍にいたと聞いています。…さきほど交通事故で母と共に息を引き取りました」
「!!…そう。つらいことを聞いてしまったね。可愛いレディには泣き顔は似合わない。どうか泣き止んでほしい」
そういい、私にハンカチを渡してくれる。
「ありがとうございます…私はこれからどうしたらいいんでしょうか…?」
私にはもうどこにも帰るところがない…
そう思うと涙が止まらなかった
泣いているとブランが頭をなでてくれた
「行く当てがないなら、僕の所にでも着たらいい。大丈夫。僕は君の味方だから」
「…いいんですか?」
「君みたいなかわいいレディなら大歓迎だよ」
そう話していると、もう夜が明けようとしていた。その時
「ブラン!!!!」
外から帽子屋さんの怒号が聞こえた
「どうしたんだい!?オリヴァー」
(帽子屋さんはオリヴァーさんっていうんだ…)
「どうやらセントラル地区で赤の軍と黒の軍が衝突寸前らしいぞ!!」
その言葉に緊張が走る
「なんだって!?オリヴァー悪いけども、向かってくれ。サラ、申し訳ないけど寄り道するけど大丈夫かい?」
「はい。カレンさんの事も気になりますから」
「ありがとう」
そうして私達はセントラル地区へと戻っていった。
私達がセントラル地区へついたのは夜が明けてからだった。
馬車が猛スピードで広場へとツッコむ
「わわっ!!」
私はなんとか体勢を整え、
「そこまでにしてもらおうか、諸君」
「朝っぱらから騒ぎやがって。一般人の迷惑を考えろ。スカタンども」
「セントラル地区は中立地帯だ。いかなる戦闘も禁じられている。政治と経済の中心であるこの街が戦いで荒れれば。クレイドルという国が滅ぶ」
ブランさんが外に出たので私も外へ出る
「バカっ!このポンコツ!!」
小さい男の子が私がでると怒鳴ったがそれはもう遅かった
「え…?」
外を見ると、赤の軍と黒の軍がいて、そこにはカレンさんもいた。
(私、もしかしなくとも最悪な登場の仕方したんじゃ…)
「失礼ですが、書記官。そちらの女性は?」
赤の軍にいる茶髪の優しそうな男性が聞いてくる
「!!サラさん!?」
「サラじゃねぇか。どうしてここに…?」
カレンさんとシリウスさんが私の顔を見て声を出した。
そして、ブランは堪忍したかのように苦渋の表情をしていた。それをみかねた小さい男の子が
「そこにいる第2のアリスと同時刻にこのクレイドルに迷い込んだ第3のアリスだ」
そういうと両軍からざわつきが起こった
『1日で2人もアリスが!?』
『どうなっているんだ』
私はどうしようとまた泣きそうになっていると、私を呼ぶ声が聞こえた。
「サラ!!」
顔を上げるとカレンが走ってこっちに来てくれた
「カレンさんっ…!無事でよかったぁ」
緊張が解けたのか私はカレンの前、両軍の前で泣いてしまった
「わわっ!大丈夫??」
そういってカレンが抱きしめてくれる。
それに両軍はあっけにとられていた。らしい
私が泣き止むころには、両軍が私達…もとい私の事をじぃ~っと見ていた。
「お…お騒がせしました…」
そういってカレンさんの後ろに隠れてしまう