名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
キングと大魔法使いとチェシャ猫と私
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「サラ!俺の後ろに下がって」
「フォーツカヤ、こっちに!!」
見かねたレイとヨナが私達を庇ってくれる。
「ランス、ハール、二人ともやめろ!」
「邪魔立ては無用だ」
「そうだな。後5秒でカタがつく」
シリウスさんの叫びも2人には届くことはなかった
「ランスロット。俺を本気にさせた己を恨め」
「…っ!」
その瞬間、ハールさんの手からは異様なほど赤くなった魔法が放たれる
「やめて!!!!!」
「サラ!!??」
私はとっさにランスロット様とシリウスさんの前にでた。後ろからレイの驚く声が聞こえたけども、今は構ってられない。
「『止まって!!』」
そう私が叫ぶと、私の目の前でハールさんの魔法が消えることなく、
「…魔法が…」
「止まった……?」
目の前で止まっていた。
「…ッ!!やはり君は…あの人の…」
ハールさんが苦渋の顔になって私を見る。
「…サラ!!」
シリウスさんが私の事をすごい声で呼ぶ。その声にビクッとしながらも、私はおそるおそる皆のほうを向いた
「…えっと…」
「「「「「…!!??」」」」」
私が振り向くと皆の顔が固まった
「…え?」
私が皆の表情に戸惑っていると
「…サラ!目どうしたの!?大丈夫????」
フォーツカヤが小さいミラーを手渡してくれた
「え…?…何この目!?」
私は自分の目が青から赤に変わっていることに気が付いた
「…魔法」
「あぁ」
「…でもどうしてサラが?アイツは科学の国の住人だろ」
シリウスさんとランスロット様が呟き、レイが疑問を声に出した瞬間。
「…サラ。俺の手を取れば、お前が知りたいことをすべて話してやる」
そうハールさんが私をみて言った。