名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
私の疑問
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「うん。セスさんが頼んでくれたんだって」
そういって皆の前でくるりと回って見せる。
「へえ。ルカの軍服に形はにてるな」
「そうみたい!ただ皆みたいにジャケットじゃなくて襟とかは形だけで、ワンピースだけどね」
レイが私の服を見ながらつぶやく
「じゃあ、ルカとおそろいだな」
フェンリルがルカをからかうように言う
「言われればそうだね!ルカとお揃い私は嬉しいな」
そう笑顔で言うとルカは頬を少し赤らめた
「あら~?ルカ照れちゃった?シリウス、ピンチなんじゃない?」
セスさんが再びシリウスさんを茶化す
「何言ってんだ。セス。ほら、お前ら要件終わったなら各自仕事に戻れ。…サラは少しここに残ってくれ」
「「「はーい」」」
「分かった」
ルカだけちゃんと返事をしたが、他の3人はしぶしぶしたので思わず笑ってしまった。
皆が執務室から出て行ったあと、私とシリウスさんだけが残っていた
「シリウスさん、どうしたんですか?」
「あぁ、この間の事でな」
そういうと、シリウスさんは私の前に一つの小さな紙袋を差し出した
「…?これは?」
「この間、お嬢ちゃんをわけもなく怒って泣かせただろ。詫びの品ってほどでもないが、受け取ってくれ」
「え!?」
袋の中に入っていたのは、黒のレースが施されている可愛いチョーカーだった。
「そんな…受け取れません…!」
私が困っていると
「じゃあ、俺がサラにあげたいんだ。俺をたてるとおもって受け取ってくれないか?」
シリウスさんは私がいうとなんでも言いくるめてしまう
「…ありがとうございます。とても嬉しいです」
私は代わりに精いっぱいの笑顔でお礼を言った。
「ん。せっかくだ。つけてみるか?」
「いいんですか?」
「あぁ、つけてやる」
そういうとシリウスさんはわたしからチョーカーを受け取って私の首につけてくれた。
「……よし、きつくないか?」
「はい!大丈夫です」
「よかった。…よく似合ってる。チョーカーも、その服も」
「あ、ありがとうございます」
突然シリウスさんが褒めてくれ、私は顔を真っ赤にしてお礼を言ったのだった。
この時はシリウスさんとした約束と破ることになるとは思ってもいなかった