名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
秘密にしていたこと
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サラの誕生日が過ぎてしまっていた事件から俺達はいつもの日課と同時にサラに気づかれないようにパーティの準備をしていた。
しかし、ここへきて難関があった。
レイにスケジュールの確認に執務室に行くと
「あ、シリウスさんちょうどよかったです。お手紙が届いてましたよ」
「サラ、ありがとな。因みに今日の予定はあるのか?」
「そうですね…、この後少し早いかもしれないけども夕飯の仕込みをして皆のシーツを洗ったのでそれを取りこむくらいですかね?」
「そうか。あまり無理だけはするなよ?」
そういって頭を撫でると照れた様子でそのまま廊下に出て行った。
「……目の前でいちゃいちゃされた」
「悪いな、レイ。今日のアイツの日程を聞いとかないといつどこで出くわすかわからないからな」
「あー」
そういうとレイは納得したようにうなずいた。
それもそうなのだ。
サラは前から自分にできることは何でもやろうとしてくれていた。それが黒のプリンセスとなった今ではそれ以上に何でもやろうとする。
具体的にいうと洗濯物も幹部のシーツとかが主だったのに気が付くと兵士全員分の洗濯物…ワイシャツや下着までやっていたし、食事も夜間の見回りにでた部隊の夜食を全員分用意してくれていたリ、そのほかに黒のプリンセスという役職の仕事をしている。(主に赤の軍との友好関係を築くという名のフォーツカヤとのお茶会や魔法学校の講師などをやっている)