名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
秘密にしていたこと
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………なに?
俺達は驚いたが顔にはださずに2人の会話に耳を澄ませた。
「フォーツカヤ!!、何も皆がいるところで言わなくても…!」
「でも…」
「でもじゃないわ。女は偶には我がまま言ってくれないと困るらしいわよ?」
そうクスクス笑いながらいうあたりランスにでも何か言われたことあるのだろうと察する。
「とりあえず、黒の橋までは送るから!!」
顔を真っ赤にしたサラがフォーツカヤに言うとじゃあお願いするねと未だに笑っていた。
「レイ、フォーツカヤを黒の橋まで送ってくるね」
「ん、誰か護衛つけなくて平気?」
「うん。大丈夫だよ」
「じゃあ、気を付けて。フォーツカヤもまたな」
「えぇ、皆さん、お邪魔しました」
そういうとウインクしてフォーツカヤは帰っていった。
「どうやら、サラが欲しいものがあるみたいだな」
2人がいなくなった執務室では再びサラの誕生日パーティの話をしていた。
「それが何かってことだな……」
「しかもあの様子じゃあサラはおっさんにもましてや俺達にも言わなそうだよな」
確かに、フォーツカヤがああ言わなかったらサラが欲しがっている物があることすら俺達は分からなかった。
多分、欲しいものを遠回しに聞いて俺達にわざわざ教えに来てくれたのだろう。