名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
秘密にしていたこと
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黒のプリンセスになって早数か月。
え?プリンセスの仕事はなにかって?
主に武力以外は他の皆と一緒。
ただ、洗濯と幹部の食事だけは私がルカと率先してやっているの。
だって、フェンリルが料理しようとするとなにかしら焦がすし…セスさんは包丁で怪我しちゃうし…レイとシリウスさんは仕事とか忙しそうだから少しでも休んでほしくて…
本当はルカにも料理の時間休んでほしくて伝えたことあったんだけど…
「ルカ、料理は私がやるからよかったら休んでて?昨日もあまり休んでないでしょ?」
「サラ。気持ちは嬉しいけど、その、俺も料理作るのは好きなので、気晴らしにもなってるから大丈夫」
「…そっか。じゃあ無理しすぎない程度にね~」
後は…週に3回魔法の塔で人体実験をされていた子や魔力を持っている子に対して魔法の制御の仕方。魔法というものについて、魔法と一緒に生きていくためにを主に勉強するちっちゃな学校に先生として行っている。
ちなみに、ここの先生は主にハールさんとロキだ。
人数は赤の領地、黒の領地の子全員含めて30人ほどだ。
年齢は制限を設けていないから小さい子で5歳の子から17歳の子とバラバラだ。
ハールさん曰く魔力を生まれつき持っている人でもいつ魔力がでるかとかは本人でもわからないらしい。
現に私もクレイドルにくるまでは自分に魔力があるなんてわからなかったもの。
止まぁ、こんな感じでここ数か月はバタバタしながらも充実した生活をしていた。
だから、忘れていたんだ。
皆にあの事を話していないことを―――――――