名前は外国風の名前になるのでカタカナ表記の方が読みやすいかと思います。
平和記念パーティー…?
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「あーあ、サラがはしゃいであんなに魔力使うからじゃん」
「だってこの子たちまであんなこと言われなくてもいいじゃない。魔力があるからって邪険にされなくてもいいのに手っ取り早いかなって」
「…サラもロキも一旦落ち着け。…それにしても黒と赤、両軍の幹部たちが揃いも揃って何の用だ」
ハールさんがそう言うと、
「住民が『魔力を使って魔法の花を降らしてくれてる美女がいる』だの『魔力を持つ美女が誰なのか知りたい』だの言ってたから黒の軍は即サラだと特定したから見に来たんだけど?」
「我々も赤の領地の住民が『魔法を使っている天使がいた』だのよくわからないことを言い出したと思い一応確認に来たまでだ」
「「………え?」」
私とロキがレイとランスロット様の言葉にあっけを取られていると
「サラ。俺は大分待った」
「………そうですね」
シリウスさんが私達に近づいてきた
「正直、科学の国に帰した方が安全だと思った」
「それはそうだと思います。向こうは戦争もないし、なにより魔力は必要ありませんから」
「それなのに、満月の夜に帰らないし、俺の旧友の所で暮らしてると来た」
「…ハールさんはよくしてくれましたよ。魔力の制御の仕方も教えてくれましたし」
「サラ」
「はい」
シリウスさんが私の目の前に止まった。そして
「戻ってこい」
そういいながらシリウスさんは両手を広げた。
「…っ、シリウスさんはずるいです」
「あぁ」
「ずるい大人です」
「あいにく大人はずるいもんでな」
「っ……シリウスさんっ!!」
そういい私はシリウスさんに飛びついた
「おかえり、サラ」
シリウスさんは私を強く抱きしめこめかみにキスをした。