リーダー会議室
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「すみません、遅刻ですよね?!」
と入ってきたのは聞き覚えのある声……晶だった。
「まだ人が集まってないから大丈夫だよ〜」
とマスターハンドが出迎えながらそう言う。晶は、よかった、と後ろを振り向いた。
「アルルが近くの洞窟を探検していて……探すのに苦労しました……」
と晶は茶髪のポニーテールの少女を目で指しながら言った。
「えへへ、ごめんごめん……急にリーダー会議開くと思わなくって」と少女はファレスターと目が合った。「キミが救世主のファレスターだね! ボクはアルル·ナジャ! 気楽にアルルって呼んでね!」
と気さくに笑みを見せてきたアルルに、ファレスターはすぐ仲良くなれるような気がした。
「よろしくお願いします、アルルさん!」
「さん付けはいいよ〜♪」
「じゃあ、アルル、で……」
初対面で敬称なしで呼ぶのは少し気が引けたファレスターだったが、アルルは嬉しそうに笑顔を見せてくれた。
「うん! ファレスターとはすぐ仲良くなれそうだよ」
とアルルは言い、所定の席に向かう。ここは本当にいい人ばかりだ、とファレスターはアルルの背中を見送った。……それにしても、洞窟の探検ってなんだろうか? アルルは探検家か何かなのだろうか。
ファレスターが思考を巡らしている内に、会議室にまた誰かが入ってきた。それは、二人の男女だった。
「こんにちは」
「こんにちはなの!」
一人は、ローブに目隠しを身に付けたイライだった。その隣には、麦わら帽子を被った女性……エマだ。
「こんにちは、イライくん、エマさん」とマスターハンドが大きな手を軽く曲げて会釈のような仕草を見せる。「イライくんも来たということは……何か未来が視えたということかな?」
「え……」
マスターハンドの言葉にファレスターは驚きつつ、瞳の見えないイライへ視線を投げた。
イライは、真剣そうに頷いた。
「……皆さんに、伝えたいことがありまして」
周辺の空気が一気に緊張へと包まれる。……イライの預言は、確かなもののようである。
「まぁ、その話も含めて、みんなが集まった時に話そうか」
空気を裂くようにマスターハンドが指を突き立てて言った。
「あとは何人集まってないんですか?」
ファレスターはマスターハンドに訊ねた。会議室はかなり広い大部屋だが、ファレスター含めて十四人いる。マスターハンドとクレイジーハンドも数えるなら十六人だ。
「あとは、ミクさんとルフィくんとメリオダスくんだから、三人だね!」とマスターハンドはキドの方を向く。「メリオダスくんはルフィくんを呼んで行っているはずだけど……キドさんは彼らを見たかい?」
と入ってきたのは聞き覚えのある声……晶だった。
「まだ人が集まってないから大丈夫だよ〜」
とマスターハンドが出迎えながらそう言う。晶は、よかった、と後ろを振り向いた。
「アルルが近くの洞窟を探検していて……探すのに苦労しました……」
と晶は茶髪のポニーテールの少女を目で指しながら言った。
「えへへ、ごめんごめん……急にリーダー会議開くと思わなくって」と少女はファレスターと目が合った。「キミが救世主のファレスターだね! ボクはアルル·ナジャ! 気楽にアルルって呼んでね!」
と気さくに笑みを見せてきたアルルに、ファレスターはすぐ仲良くなれるような気がした。
「よろしくお願いします、アルルさん!」
「さん付けはいいよ〜♪」
「じゃあ、アルル、で……」
初対面で敬称なしで呼ぶのは少し気が引けたファレスターだったが、アルルは嬉しそうに笑顔を見せてくれた。
「うん! ファレスターとはすぐ仲良くなれそうだよ」
とアルルは言い、所定の席に向かう。ここは本当にいい人ばかりだ、とファレスターはアルルの背中を見送った。……それにしても、洞窟の探検ってなんだろうか? アルルは探検家か何かなのだろうか。
ファレスターが思考を巡らしている内に、会議室にまた誰かが入ってきた。それは、二人の男女だった。
「こんにちは」
「こんにちはなの!」
一人は、ローブに目隠しを身に付けたイライだった。その隣には、麦わら帽子を被った女性……エマだ。
「こんにちは、イライくん、エマさん」とマスターハンドが大きな手を軽く曲げて会釈のような仕草を見せる。「イライくんも来たということは……何か未来が視えたということかな?」
「え……」
マスターハンドの言葉にファレスターは驚きつつ、瞳の見えないイライへ視線を投げた。
イライは、真剣そうに頷いた。
「……皆さんに、伝えたいことがありまして」
周辺の空気が一気に緊張へと包まれる。……イライの預言は、確かなもののようである。
「まぁ、その話も含めて、みんなが集まった時に話そうか」
空気を裂くようにマスターハンドが指を突き立てて言った。
「あとは何人集まってないんですか?」
ファレスターはマスターハンドに訊ねた。会議室はかなり広い大部屋だが、ファレスター含めて十四人いる。マスターハンドとクレイジーハンドも数えるなら十六人だ。
「あとは、ミクさんとルフィくんとメリオダスくんだから、三人だね!」とマスターハンドはキドの方を向く。「メリオダスくんはルフィくんを呼んで行っているはずだけど……キドさんは彼らを見たかい?」