目覚めた先の世界
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ガタゴトと揺れる規則的な電車の音。
ファレスターは、夜の中、帰路を辿っていた。
帰ったらご飯を作らなきゃな、とぼんやりと車窓を眺めると、煌々と照らされたビル街が見えた。
この世界が嫌いだった訳じゃない。ただちょっと、疲れていただけだ。
別の世界に飛んでいけたら。
なんて、妄想じみたことを一瞬思っただけ。
まさか、本当に叶ってしまうなんて、思いも寄らなかった。