📕(嘴平伊之助/短編)
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ばくばくっ、、ばくっ。
私が洗濯をするため、ふと居間を通り過ぎようとすると
いつも被っている親御さんの形見の猪のかぶり物は横に置き、今は夢中で私が作ったおにぎりを口いっぱいに頬張っている。
横目に入った彼の食欲旺盛な姿。
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「伊之助、そんなに食べたらお腹壊しちゃうよ・・・?」
いつも何かを夢中で食べているか、
特訓だああああああと言いながら木に頭突きしているか…
内心一生懸命で可愛いなとは思いながらも声をかけておく。
するとピタッと食べるのをやめてこちらに可愛らしい目を向ける。
この鬼が出るご時世だ。
いつどこで現れるやもしれない鬼に備えておくのは大変素晴らしい事なのだが。。
伊之助
「腹なんか壊れねぇ。そんな甘っちょろい事ばっか言ってっからお前はいつまでも弱いままなんだぜ?俺が子分としていつでも鍛えてやるって言ってんのによぉ」
そう言いながらむしゃりとまたおにぎりを頬張る彼。
私は戦えないよ、凡人の女の子だから…と、一言そう呟き彼の横に座りこんでじっと彼の綺麗な緑色の目を見つめる。
伊之助
「うおッ!あんま近くに来ンじゃねぇ!!びっくりするだろうがッ!!」
そう言いながら彼は顔を赤らめてくれた。
____、私は知っている。
彼が必死になって特訓しているのは…、
私を守ろうとしてくれてるからだと。
口にこそ出さないが伝わってくるのだ。
伊之助
(( お前は弱っちぃからな!!俺が守ってやる! ))
彼の存在自体が私にとってどんなに頼もしいか。
『ありがとう。』
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「そうだ!おはぎ食べる?」
伊之助
「おはぎ?何だそれ、うめぇのか?」
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「うん!美味しいよ」
私は満面の笑みで答えたのだった。
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「伊之助、食べ過ぎ!」
伊之助
「うめぇなこれ!」
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