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ユリと荀攸がショッピングモールを満喫中の間‥ユリの上司に当たる法正は劉備の居る城に居た。
ユリと法正は時間軸が異なり、ユリよりも先に不可解な世界に劉備達と来ていた。
そして日本の戦国武将の武田信玄、上杉謙信の軍隊とも連携し、織田信長と対立し不思議な青年ペルセウスと名乗る青年も居た。

どんどん仲間が増えている中、法正はユリの姿が一向に見つからない事がずっと気がかりだった。

劉備「法正‥」

法正「劉備殿‥」

劉備「ここの所ずっと浮かない顔をしているな。ユリの事が気がかりなのは分かるが‥」

法正「ええ、分かって居ますよ。心配にはお呼びません。」

劉備「うむ」

幸村「法正殿、どなたかをお探しなのですか?」

兼続「む?誰かが行方不明なのか?」

法正「幸村‥貴方にまでバレてしまうとは‥いや、隠している訳ではないのですが‥まぁ、そんな所です。」

幸村「ならば、良ければどなたをお探しなのかお尋ねしても?」

兼続「うむ、そうだな。もしや誰か知っている者がおるやもしれん」

法正「実は‥ユリという、オレの部下が行方不明でしてね‥」

法正はユリについて幸村と兼続に説明する。

幸村と兼続は真剣に法正の話しを聞く。

兼続「うむ、了解したぞ!法正!とりあえず、男っぽい女を探せば良いのだな?」

法正「ええ」

幸村「私も探してみます」

法正「2人共この悪党に協力してくれるんですね‥」

幸村「法正殿、何をおっしゃいますか、法正殿は悪党などではありませんよ」

兼続「そうだな」

法正「まぁ、そういう事にしておきます。ご協力感謝しますよ。この恩はいずれまた。」



そして数日後

信長軍、曹操軍と仲間が増えて来た頃、荀彧と郭嘉は荀攸の行方を探していた。
そして2人は荀攸が蜀の人間と2人で何処へ姿を消したという情報を耳にする。

郭嘉と荀彧は蜀の劉備軍の城を訪れた。

法正「おや、曹操の軍師お2人が何の用でこちらに?」

郭嘉「君に朗報を伝えたくてね」

法正は訝し気に郭嘉を見る

荀彧「実は私達も人を探してまして。荀攸という者なのですが、その者と貴方の探している方が共に居るという情報を斥候から聞きまして。もし、よろしければ一緒にご協力頂けないでしょうか?」

郭嘉「もし、貴方に協力頂けるならば、これ程心強い事はない。私からも是非お願い出来ないかな?」

法正「ええ、構いませんよ。」

兼続「ならば私も共に行こう!人数はあまり割けないが、俺一人ぐらいならば問題無かろう」

郭嘉「感謝するよ。法正殿、兼続殿」


郭嘉、荀彧、法正、兼続の4人はユリと荀攸を探しに行く事になった。


法正「で、2人を目撃したという場所はどこなんです?」

荀彧「此処から西へ向かった先にある小さな街だそうです」

兼続「ふむ、では急ごう!」

4人は馬を走らせた。

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